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2011年4月30日土曜日

Where there's a Will, there's a Way. 意思あるところ道あり


 きょうは「3-11」から51日目にあたります。
 
 きょうは前向きな、だが押しつけることのないコトバを取り上げたいと思います。

Where there is a Will, there is a Way.
意思あるところ、道あり。


 There is a Will とThere is a Way、たたみいかけるような口調が、意思の強さをそのまま表現していますね。

 そしてまた Will の W と Way の W が頭韻を踏んでいます。発音次第では、Where も h音が入らないアメリカ英語なら、さらに w音が3つ続くことになります。

 Will は意思(いし)、Way は道(みち)。誰が訳したのか知りませんが、日本語でも意思(i-shi)と道(mi-chi)と、i-i音が韻を踏んでいますね。その意味でも、耳に聞いて心地よく、しかもクチに乗せやすいので覚えやすい。

 この英文は倒置文です。平叙文なら、There is a Way, where there is a Will.
 ここにでてくる where は、場所をあらわす関係代名詞。「道がある、そこには意思がある」というのが素直な意味でしょう。

 とはいえ、あえて倒置文にしているのは、Will(意思)のチカラを重視しているから。Will Power という言い方も可能ですね。

 この英語の格言はまた、高村光太郎の有名な詩の一節を思い出します。

僕の前に道はない。僕の後に道はできる


 何というタイトルの詩か覚えていませんが、この一節は知っている人も多いでしょう。強い意志のチカラを感じさせる名文句ですね。

 また、魯迅の小説『故郷』の最後の一節も思い出しますね。

 もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ


 正確かどうか定かではありませんんが、たしか中学校の国語の授業で習ったような・・・。


「新エネルギー財団」を立ち上げて、「道なき道」に大きく踏み出したソフトバンクの孫さん

 先週、ソフトバンク創業者で会長の孫正義が、またあらたなミッションに乗り出しました。

 4月22日、ソフトバンク本社で行われた「自由報道協会」主催の会見で、孫さんは、原子力にかわる「新エネルギー開発」のために財団つくりのため、私財から 10億円を投じることを発表しました。「生まれてきた使命を果たす」ソフトバンク・孫正義氏"自然エネルギー財団"設立

 先日も、大震災と大津波の被災者のために 100億円の私財と今後の報酬のすべてを提供すると発表して大きな話題をさらった孫さんですが、今回の「新エネルギー財団」構想と私財からの 10億円の資金提供もまた、日本と世界に向けての大きな一歩となることは間違いないでしょう。

 わたしは、趣旨には全面的に賛同します。「ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類の歴史にとっては大きな一歩だ」という、はじめて月面に着陸した、アポロ11号のアームストロング船長のコトバも思い出します。

 現時点では脱原発は非現実であるとしても、将来的には自然エネルギーで代替させようとというビジョン、これくらいの「大風呂敷」を広げて構想をぶちあげなければ、何も変化しないといっても言い過ぎではないでしょう。日本人が大好きな「改善」ではけっして対応できないのです。

 おそらく、いわゆるエネルギー問題の「専門家」の多くは、非現実的だといて切って捨てるか、無視するかのいずれかでしょう。ですが、「意思あるところ道あり」、現時点ではコスト的な面から非現実的とみえる新エネルギーも、本腰入れて取り組めばまったく実現可能性がないと、いったい誰にいえるのでしょうか?

 もちろん、本人は現時点では否定していますが、エネルギー投資がビジネス的にみても意味あるものであることは、ながく IT業界に身を置いている経営者であれば当然というべきですね。

 膨大な数のサーバー稼働させているグーグルが、早い段階から電力問題解決のために本腰をいれて取り組んでいることは、比較的よく知られていることです。この点については、わたしも、書評 『グーグルのグリーン戦略』(新井宏征、インプレスR&D、2010)に書きましたのでご参照いただけると幸いです。

 ビジネスパーソンが、自らのビジネスにまったく縁がなくはない分野で、社会貢献のための投資を行うこと、これはけっして非難すべきことではありません。


 早い段階での新エネルギー開発のロードマップを示すことができれば、世論も大きく変わっていくことでしょう。


Where there is a Will, there is a Way.
意思あるところ、道あり。



<関連サイト>

「生まれてきた使命を果たす」ソフトバンク・孫正義氏"自然エネルギー財団"設立
・・会見動画と、孫さんのプレゼン資料つき。


<ブログ内関連記事>

「やってみなはれ」 と 「みとくんなはれ」 -いまの日本人に必要なのはこの精神なのとちゃうか?

『連戦連敗』(安藤忠雄、東京大学出版会、2001) は、2010年度の「文化勲章」を授与された世界的建築家が、かつて学生たちに向けて語った珠玉のコトバの集成としての一冊でもある

(2014年8月24日 情報追加)





(2012年7月3日発売の拙著です)







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