「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
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2012年8月7日火曜日

アリの巣をみる ー 自然観察がすべての出発点!



「引き出し」を増やすには、本を読む前にすべきことがあります。

まずは「観察」! それも徹底的な「観察」

そして、「観察」は、自然観察から始まります。

『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(佐藤けんいち、こう書房、2012)から、紹介いたします。「第2章「引き出し」の増やし方② 徹底的に「観察」する」の「3. 観察の方法論」(P.86~87)です。

「観察」の方法論としては、子供の頃の「自然観察」の手法を応用するのがいいでしょう。

男の子であれば、蟻をつかまえてネスカフェの空き瓶のなかに土ごといれて、アリが巣をつくるのを観察したことがあるでしょう? 女の子であれば、タネをまいてお花を育てる経験をもっている人もいるでしょう?

自然をひたすら観察し、質問し、検索し、図鑑をむさぼるように読む。そしてまた翌日は、動植物の生態を観察する。自然観察し、本で調べてまた観察するという無意識にやっていた往復運動が、自分が好きで関心をもっているものについての雑学を身に着ける、基本的なメカニズムなのです。

子どものような好奇心を忘れてませんか?

「遊ぶ子どもの声きけば わが身さへこそ揺るがるれ」(梁塵秘抄)

「引き出し」とは知識と経験。「引き出し」を増やすには、子どものように旺盛な好奇心をもって、徹底的に観察することが大事なのです。

夏休みは、子どもの頃を思い出して、徹底的に自然観察をやってみましょう!



<関連サイト>

Deborah Gordon: What ants teach us about the brain, cancer and the Internet (TED2014  Filmed Mar 2014)
・・「Ecologist Deborah Gordon studies ants wherever she can find them -- in the desert, in the tropics, in her kitchen ... In this fascinating talk, she explains her obsession with insects most of us would happily swat away without a second thought. She argues that ant life provides a useful model for learning about many other topics, including disease, technology and the human brain. By studying how ant colonies work without any one leader, Deborah Gordon has identified striking similarities in how ant colonies, brains, cells and computer networks regulate themselves.」(英語字幕あり)  アリの生態を研究すると、アリが特定のリーダーが存在しないのに「自律的」に行動していることがわかる。脳科学、コンピュータネットワーク研究にも示唆するものが多い、と」



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