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2019年11月1日金曜日

「相馬野馬追甲冑競馬」(船橋競馬場)を見に行ってきた(2019年11月1日)-1000年以上続く伝統行事を千葉県船橋市で見る


「相馬野馬追甲冑競馬」(そうま・のうまおい・かっちゅうけいばを見に行ってきた(2019年11月1日)。船橋競馬場での開催。船橋での開催は、今回が初めて。


「相馬野馬追甲冑競馬」とは、福島県南相馬市に1000年以上前から伝わる夏の伝統行事で、毎年7月に開催されている。 甲冑すなわち重い鎧甲(よろいかぶと)を身につけた騎手が、元競走馬にまたがって行うレースのことだ。競馬の一種であると考えてよいだろう。


その「相馬野馬追」(そうま・のうまおい)は、現在の南相馬市で大半が行われてきた。南相馬市といえば、東日本大震災とその後の原発事故の際に市長の存在感が大きかったことが記憶に新しい


「相馬野馬追甲冑競馬」は、「相馬野馬追」の重要な部分を占めているが、このほか500騎以上の騎馬が市内を練り歩く「お行列」数百の騎馬武者が神旗を奪い合う「神旗争奪戦」があり、これとは別に重要な神事として「野馬懸け」がある。写真や映像で見る限り、じつに勇壮な武者絵巻である。こんな行事が、1000年以上前から伝わってきたというのはすごいことだ。


ぜひ現地まで見に行きたいと思いながらも、なかなか実現しないままとなっていたが、地元の船橋競馬場で見れるというチラシを目にして、昨日(11月1日)見に行ってきたという次第だ。



(船橋ケイバ News  Release 2019年10月18日)

「相馬野馬追」については、 Wikipediaに次のような記述がある。「起源は、鎌倉開府前に、相馬氏の遠祖である平将門が、領内の下総国相馬郡小金原(現在の千葉県松戸市)に野生馬を放し、敵兵に見立てて軍事訓練をした事に始まると言われている」。平将門である。つまり南相馬は千葉県北西部とは縁が深いわけだ。相馬つながりであり、相馬という名字も「馬」関連である。

松戸市から習志野市にかけての一帯は、江戸幕府直轄の野馬放牧地であった。小金牧(こがねまき)である。明治以降も陸軍の習志野原軍用地に転用され、騎兵隊、牧場、競馬場など馬にかかわる施設が置かれてきた。今回の舞台である地方競馬の「船橋競馬場」もそうだし、「有馬記念」で有名な中央競馬の「中山競馬場」も、この一帯にある(ともに船橋市内)。馬と縁の深い土地柄なのだ。


(当日の出走表 船橋ケイバ ウェブサイトより)

さて、「相馬野馬追甲冑競馬」だが、競馬場での開催であり、 屋外観覧席から見学することにした。かぶりつきもいいのだが、それでは全体を俯瞰して見ることができないからだ。電光掲示板があるので、そこで拡大映像を見ればいい。


引退した競走馬に甲冑姿の騎手が乗ってレース場を走る。たった1レースだけだったが、勇壮なものがあった。出走前にホラ貝と南相馬の民謡が披露され、出走後もホラ貝で締める。 ほんのさわりだけ見ることができただけだが、ホンモノを見るに限ると思った。


とはいえ、やはり本場の南相馬市の「相馬野馬追甲冑競馬」見に行きたいという気持ちが高まった。いつの日か実現させたいものだ。






<関連サイト>

相馬野馬追執行委員会 公式ページ


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