「アタマの引き出し」は生きるチカラだ!
"思索するビジネスマン" が惜しみなく披露する「引き出し」の数々。ビジネスを広い文脈のなかに位置づけて、重層的かつ複眼的に考える。
2024年4月20日土曜日
書評『戦争体験と経営者』(立石泰則、岩波新書、2018)ー 戦後日本の消費社会をビジネスで支えたのは過酷な戦場体験をもつ経営者たちだった
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『正しく生きる ケーズデンキ創業者・加藤馨の生涯』(立石泰則、岩波書店、2023)を読んだ あと、続けておなじく立石氏による 『戦争体験と経営者』(立石泰則、岩波新書、2018) を読む。 ダイエー創業者の中内さんなど、 過酷な戦場体験を経て、戦後の日本で消費者向け...
2024年4月19日金曜日
書評『正しく生きる ケーズデンキ創業者・加藤馨の生涯』(立石泰則、岩波書店、2023)ー「正しく生きる」ことを人生哲学とした経営者による「がんばらない経営」に感じるすがすがしさ
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『正しく生きる ケーズデンキ創業者・加藤馨の生涯』(立石泰則、岩波書店、2023) を読了。小さな活字で400ページを超える単行本、しかもビジネスものでありながら版元が岩波書店というのは珍しい。 ケーズデンキといえば、「ちびまる子ちゃん」をつかった TV・CM が耳に...
2024年4月18日木曜日
書評 『伊藤忠 ー 財閥系を超えた最強商人』(野地秩嘉、ダイヤモンド社、2022)ー 伊藤忠160年の歴史から導きだされた「か・け・ふ」は「ビジネス三原則」だ!
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『伊藤忠 ー 財閥系を超えた最強商人』(野地秩嘉、ダイヤモンド社、2022) を読了。 たいへん面白い本だった。 伊藤忠160年の歴史を、創業時の「近江商人」としてのルーツから、最強商社となった2020年代の現在までたどった企業ストーリー ものである。 総合商社のなかでは...
2024年4月17日水曜日
書評『キーエンス解剖 ー 最強企業のメカニズム』(西岡杏、日経BP、2022)ー いまの日本はこの高収益で高賃金の「道場」のような会社こそ見習うべきだ
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気になっていた 『キーエンス解剖 ー 最強企業のメカニズム』(西岡杏、日経BP、2022) を読む。出版後すぐにベストセラーとなっていた本書は、ずっと読みたいと思っていた。 キーエンスは、もともと2000年代のはじめから気になっていた会社だ。というのも、前職でファブレス...
2024年4月16日火曜日
「王子から始まった近代日本」を歴史探訪ウォークで実感する(2024年4月16日)ー 製紙業を出発点とした東京都北区王子の歴史を「日本資本主義の父」渋沢栄一を軸にたどってみる
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(紙の博物館にて筆者撮影 以下同様) 昨日(2024年4月16日)のことだが、 東京都北区の王子から文京区の駒込まで 歩いた。約10km弱となる。 桜の名所として江戸時代から有名な「飛鳥山」の桜を見にいったのではない。今年は桜の開花時期が遅かったとはいえ、さすがにもう散っている...
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