2009年7月27日月曜日

国民健康保険と健康増進法による健康診査


             
 本日、健康増進法による「健康診査」のため近くの医院にいってきた。
 会社をやめて「国民健康保険」に切り替えるのは二回目だが、前回はまだかろうして30歳代、現在居住している自治体での健康診査(健康診断)の受診資格はなかったように思うが、今回はすでに「後期アラフォー」(?)入り、高い健康保険料払っているのだから、当然の権利として受診することとした。

 内容は通常の成人病検診と同じである。希望すれば大腸がん検査と胃がん検査も加えることができる。後者はいわゆるバリウム飲む検査、バリウムは正直いってキライだが、胃がんになっていては元も子もないので検査を受けることとした。
 このほか、胸部レントゲン撮影、眼球撮影、血液検査、尿検査、血圧測定、問診で終わり。
 結果は一週間後に来るように、ということだ。検査サンプルの分析は、専門会社に外注しているのだろう。専門会社だと「規模の経済」が働くから。

 いままでは検診を専門に受け付けている比較的規模の大きな医療機関で受診してきたが、今回のような小規模の医院での受診ははじめてだ。
 実際、地域医療機関での検診の受診者は60歳以上の高齢者が大半のようだ。60歳以下で受診するのは「国民健康保険」の被保険者だけ、つまりサラリーマン以外だけだろう。
 地域医療機関での健康診査は、外来診療が始まる9:30の前にすべてが終了。
 7:45からの胃の検査を担当していた検査技師は実は院長先生が兼任で、これはあとからわかった。看護婦は8時半から出勤。
 Toshiba 製の高額な検査機械を導入している小規模独立開業医の経営というのを久々にかいまみた。
 
 「経営の神様」といわれた松下幸之助ではないが、まさに「日々新たなり」の心境、毎日が発見の日々である。

 「国民健康保険」ですべてがカバーされるので、一年に一回くらいは検診受けないとね。国民健康保険でも医療費の本人負担比率は3割で会社員とまったくかわりない。サラリーマンって本当に有利なのだろうか、という疑問も少し感じる今日のこの頃です。