「アタマの引き出し」は生きるチカラだ!
"思索するビジネスマン" が惜しみなく披露する「引き出し」の数々。ビジネスを広い文脈のなかに位置づけて、重層的かつ複眼的に考える。
2025年9月15日月曜日
書評『越前福井藩主 松平春嶽 ― 明治維新を目指した徳川一門』(安藤優一郎、平凡社新書、2021)― 幕末の政局で「第三極」であった福井藩
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ここのところ福井藩が気になっている。 越前の国・福井の福井藩 である。 福井藩がらみの人物としては、幕末の開明的な藩主であった松平春嶽、安政の大獄で斬首された橋本左内、五箇条の御誓文のドラフトを書いた由利公正、そして熊本から招聘された政治思想家の横井小楠や、維新後に米国か...
2025年9月14日日曜日
書評 『東洋の至宝を世界に売った美術商 ― ハウス・オブ・ヤマナカ ―』(朽木ゆり子、新潮文庫、2013)― 知られざる日本企業の海外進出サクセス・ストーリーであり、その絶頂期と敵国資産として接収され解体にいたる歴史を描いたノンフィクション
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『 東洋の至宝を世界に売った美術商 ― ハウス・オブ・ヤマナカ ―』(朽木ゆり子、新潮文庫、2013) というノンフィクション作品を読んだ。 面白そうだなと思って買っておいたまま12年。ふと気になって読み始めたら、これがじつに面白い。最後まで飽きることなく、文庫本で450...
2025年9月13日土曜日
『象徴天皇の実像 ―「昭和天皇拝謁記」を読む』(原武史、岩波新書、2024)が面白い。 「人間的な、あまりに人間的な」昭和天皇の肉声のダイジェスト版
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『象徴天皇の実像 ―「昭和天皇拝謁記」を読む』(原武史、岩波新書、2024) が面白い。 「昭和天皇拝謁記」とは、初代宮内庁長官をつとめた田島道治氏が残した詳細な記録 である。 1949年(昭和24年)から4年10か月にわたり昭和天皇との会話を詳細に記録 したものだ。 ...
2025年9月9日火曜日
「重版出来!」 『超訳自省録』が第15刷に!(2025年9月5日)― ロングセラーとして定着しつつある
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『超訳 自省録』(佐藤けんいち編訳、ディスカヴァートエンティワン、2021) が2025年9月5日付けで増刷され「第15刷」に! まことにもって、ありがたき幸せ。「有り難い」から「ありがたい」。 ことしの増刷はまだ2回目 ですが、 間違いなくロングセラーの証 といえましょう...
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