「1961年4月12日、ソ連の宇宙船ボストーク1号に乗ったユーリー・ガガーリンは、前人未到の有人宇宙飛行に挑むため、宇宙へと一人飛び立った。・・・」(2013年製作のロシア映画『ガガーリン 世界を変えた108分』より)
いまから55年前、世界初の有人宇宙飛行に成功したガガーリン少佐。その日の一日前だが、この場で祝おうではありませんか!!
この写真は、ガガーリンの銅像とわたくし(=さとう)のツーショット。場所は、ロシア極東のアムール川沿いの都市コムソモリスク・ナ・アムーレ。ときはソ連崩壊(1991年)から約7年後の1998年。出張で訪れた際のものです。
コムソモリスク市の「ガガーリン公園」は市民の憩いの場所ですが、「ガガーリン公園」はロシア各地にあります。ロシアに残るソ連時代の遺産のひとつといえるでしょう。なんせ米国を出し抜いて世界一を実現した「英雄」の一人でしたからね。
少年時代にガガーリン少佐の名言「地球は青かった」に感動したわたしにとっては、たいへんうれしいことでありました。(・・「地球は青かった」とは本当は言っていないという説もあり)。
「西側」の人間にありがちですが、銅像のうえに座って写真撮影しようとしたら、案内していただいたロシア人にたしなめられことも記憶に残っています。旧ソ連が濃厚に残る地域は、ある意味ではむかしの日本のようであるといえるかもしれません。
いまや日本人宇宙飛行士なんて当たり前(・・でもないか?)な時代には想像もつかないかもしれませんが、軍事目的が動機ではありましたが米ソの宇宙開発競争の時代、あの頃ソユーズを飛ばしていたソ連は輝いていたのでありました。
<関連サイト>
Наталья Штурм Комсомольск на Амуре(YouTube)
・・ロシアの女性歌手ナターリヤ・シュトルムが歌う「コムソモリスク・ナ・アムーレ」のなかでガガーリン公園も歌いこまれている。映像にも登場
(2016年5月29日 項目新設)
日本人が旧ソ連の宇宙飛行船「ソユーズ」で宇宙ステーションに行く時代
飛んでウラジオストク!-成田とウラジオストクの直行便が2014年7月31日に開設
書評 『ソ連史』(松戸清裕、ちくま新書、2011)-ソ連崩壊から20年! なぜ実験国家ソ連は失敗したのか?
『ソビエト帝国の崩壊』の登場から30年、1991年のソ連崩壊から20年目の本日、この場を借りて今年逝去された小室直樹氏の死をあらためて悼む
書評 『「科学技術大国」中国の真実』(伊佐進一、講談社現代新書、2010)-中国の科学技術を国家レベルと企業レベルで概観する好レポート
・・宇宙開発の世界では中国の伸張がいちじるしい
(2022年12月23日発売の拙著です)
(2022年6月24日発売の拙著です)
(2021年11月19日発売の拙著です)
(2021年10月22日発売の拙著です)
(2020年12月18日発売の拙著です)
(2020年5月28日発売の拙著です)
(2019年4月27日発売の拙著です)
(2017年5月18日発売の拙著です)
(2020年5月28日発売の拙著です)
(2019年4月27日発売の拙著です)
(2017年5月18日発売の拙著です)
(2012年7月3日発売の拙著です)
ツイート
ケン・マネジメントのウェブサイトは
ご意見・ご感想・ご質問は ken@kensatoken.com にどうぞ。
禁無断転載!
ツイート
ケン・マネジメントのウェブサイトは
ご意見・ご感想・ご質問は ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。
禁無断転載!
end