2018年2月26日月曜日

司馬遼太郎の『翔ぶが如く』を「半分読了」(中間報告)


司馬遼太郎の『翔ぶが如く』を第5巻まで読了。読み出してから約1ヶ月弱、現在のところ半分まで読了して、さらに面白い内容だと思いながら、第6巻を読み続けている。

その理由の一つは、読者であるわたしが、すでに年齢的には中年を過ぎているからかもしれない。暴発寸前の不平士族たちのような「突き上げる側」ではもはやなく、逆に「突き上げられる側」にいるためだろうか? 

本日(2018年2月26日)は、1936年の二二六事件から82年になるが、クーデターを主導した青年将校たちもそうであるように「突き上げる側」の心情も理解できるが、なんとか暴発を防ごうとしている政府中枢の大久保利通の立場もよく理解できるからだ。

文庫本で全10巻。約1ヶ月で半分読み終えたが、ペースが遅いのか早いのか? 同時並行で何冊もまったく異なる内容の本を読んでいるので『翔ぶが如く』だけに専念するわけにはいかないのだ。

読んでいるうちにもう少し関連分野を深掘りしてみたくなったりする。その結果、違う本に手をだしてしまったりもする。

だが、今回は不退転の決意で最後の第10巻まで読み切るつもりだ。できればあと1ヶ月で!





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