2023年1月8日日曜日

「令和5年 第1空挺団 降下訓練始め」を見に行ってきた(2023年1月8日)ー 今回は英米豪が参加した「離島奪還訓練」。さすがに壮観なイベントだ!

 
本日(2023年1月8日)は陸上自衛隊第1空挺団の「降下訓練始め 」である。新型コロナ感染症のため3年ぶりの開催とのことだ。 この日は一般公開されるので、はじめて行ってみた。


習志野演習場のなかに入るのは50年ぶり(!)くらいかな? 小学生5年のときに八千代市に移住してから、習志野演習地のすぐそばに住むことになったからだ。

本日は雲一つない快晴。しかも風もなし。降下日和というべきか。 

精鋭の「第1空挺団」が配置されている習志野駐屯地周辺の住民なので、日常的に上空を低空飛行する陸自の輸送用の大型ヘリの爆音には慣れている(・・しかも、海上自衛隊の対潜哨戒機 P-1 の訓練空域でもある)。

さらにいえば、落下傘による降下訓練は、基地に近い八千代市に住んでいた小学生高学年の頃から日常的に見ていたので別に珍しくともなんともない。 教室の向かって左側の窓から見えるパラパラと落下傘が降下していく光景は目に焼き付いている。

(筆者撮影)

とはいえ、さすがに「降下訓練始め」は違うな、と。これだけの数の落下傘が下りてくるのを見るのは壮観だ。しかも、今年は米陸軍だけでなく、英陸軍(!)と豪陸軍も訓練に参加画期的なことである。

敵前に落下傘で降下して突入する「離島奪還作戦」の合同訓練である。 そのうち、日米英が合同で降下訓練を行った。

降下訓練中には軍歌の「空の神兵」が流れている。さすが空挺団!  

また基地内ならではの訓練風景も見ることができた。攻撃用ヘリの低空飛行はさすがに壮観。輸送用ヘリで武器や車両を運ぶのも、なかなか見ることはできないものだ。 

(筆者撮影)

基地の周辺住民との交流は毎年の「夏祭り」があるが、「降下訓練始め」もなかなか良いなと思った次第。子どもづれの家族も多くきているイベントである。自分がいたところからは地上での展開の様子が見えなかったこともあり、肩車してもらえる子どもがうらやましいな、と(笑) 

(攻撃用ヘリ 筆者撮影)


<参考>

■令和5年 第1空挺団 降下訓練始め

イベント詳細 
本年は、日本、アメリカ陸軍、イギリス陸軍、オーストラリア陸軍による展示降下が実施されます。 

■訓練展示内容 
●指揮官等降下展示 ・第1空挺団、米英豪陸軍による空挺降下・自由降下を実施。 
●地上訓練展示 ・島嶼部防衛を想定した空挺作戦、ヘリボン作戦の展示 (第1空挺団、アメリカ陸軍、イギリス陸軍による降下も実施) 
●飛行訓練展示 ・陸上自衛隊のヘリコプターによる編隊飛行を実施。 

■参加部隊 
【実施部隊】 ・陸上自衛隊 第1空挺団 【支援部隊(陸上自衛隊)】 ・東部方面隊 ・富士学校(富士駐屯地) ・高射学校(下志津駐屯地) ・通信学校(久里浜駐屯地) ・水陸機動団(相浦駐屯地) ・第1ヘリコプター団(木更津駐屯地) ・中央即応連隊(宇都宮駐屯地) ・国際活動教育隊(駒門駐屯地)など 
【支援部隊(海上・航空自衛隊)】 ・海上自衛隊 教育航空群 ・航空自衛隊 航空支援集団 
【米軍・英軍・豪軍】アメリカ軍(約70名) ・米空軍:第5空軍第374空輸航空団 ・米陸軍:第82空挺団、 第11空挺団、第1特殊部隊群第1大隊 ・米海軍:第5空母航空団 ●イギリス軍(約30名) ・英陸軍:第16空中強襲旅団 ●オーストラリア軍(約10名) ・豪陸軍:国防軍空挺学校


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