はじめて船橋大神宮にいったのは高校時代のことで、それからすでに数十年もたっている。高校時代は、ほぼ毎週土曜日は境内を抜けて船橋駅まで歩いていた。
今回は交差点のある表通りではなく、参道のある側から参拝してみた。
長い参道を歩くと右手に奉納相撲の土俵と神楽殿、さらに歩くと手水舎があり、本殿が鎮座している。
船橋大神宮は通称で、正式には意富比(おほひ)神社。もともと太陽信仰だった土着の神様(意富比=大日?)が、伊勢神宮系列に入ったものと考えられている。
というのも、この周辺は平安時代から室町時代まで、御厨(みくりや)すなわち伊勢神宮の荘園が拡がっていたからだ。江戸時代以降は幕府の直轄領となっており、とりわけ徳川家康とは縁が深い。
本殿に参拝したあとは右手に向かい、末社の大鳥神社に参拝、ヤマトタケルを祀ったもの。商売繁盛祈願。東征途上にあったヤマトタケルと船橋は縁が深い。
その左手にはまだまだ落成してからあたらしい常磐神社。ここにはヤマトタケルと徳川家康と秀忠が祀られている。
船橋大神宮にはなんど数限りなく参拝しているか記憶にないが、「世界最小の大神宮?」は、人間の一生などとは比較にならないくらい長命だ。今後もこの地に鎮座ましますことであろう。
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