2010年3月22日月曜日

ミャンマーより戻りました

                                         
 ミンガラバー(こんにちは)!

 ミャンマーより帰国しました。
 「三度目のミャンマー、三度目の正直」、3回もいくとさすがにミャンマー(=ビルマ)のことがよくわかってきたような気もします。
 
 しかし、それにしても寒い。昨日までギンギンの太陽のもと、摂氏30度超の土地にいたので、日本がものすごく寒く感じます。
 今回は、バンコク経由ですが、バンコクは乗り換え(トランシット)のみで、タイ王国には入国しませんでした。もしかすると、これは自分にとっては初めての経験かもしれないような感じが・・・。その昔、初めてカンボジアにいったときはバンコク経由でいきましたが、フライトの都合上、意味のない一泊を強いられたし、インドに行くときも、必ずバンコクでは途中下車していたし。そういえば、バックパッカーとしてネパールのカトマンドゥにいったときは、昔のドンムアン空港で10時間くらい乗り継ぎ待ちをしたなあ、と思い出した。
 今回は、わざわざバンコク市内に入るのも面倒だし、時間のムダになるなと思ってストップオーバーしないことにしたのは正解だったようだ。

 まさか、再び「赤シャツ組」による大規模なデモがあるとは、エアチケットを予約したときには想像もしていなかったので。昨日、バンコクでトランシットの際に、タイの英字紙 The NationBangkok Post を読んだら、先週土曜日のデモが凄かったようだ。両紙とも、一面は真っ赤である(2010年3月21日付け紙面)。
 私が住んでいたMRT(地下鉄)沿線地域でも、道路封鎖による車両通行止めと軍による検問が行われていたようだ。まさか、本当に「赤シャツ組」がデモ参加者から集めた血液を撒いたとはね・・・。市内での爆弾テロ騒ぎも起こっており、新聞報道によればロケットランチャーも含めて武器が拡散しているようだ。物騒なことになっている。

 「虫の知らせ」というんですかね? 私はそれほど予知能力の高い人間ではないので何ともいえないのですが、バンコク立ち寄りをしない意志決定を無意識に行ったことは、ラッキーだったと思っておきたい。
 とはいえ、昨夜の乗り換え便の成田行き TG(タイ航空)にはあやうく乗り損ねるとこだった。搭乗時間を1時間勘違いしていたうえ、搭乗ゲートもまったく勘違いしていたので、えらく走らされた。スワンナプーム国際空港はなんせ広すぎるし、導線設計に大きな問題があるから、搭乗ゲート間違えると大変なことになってしまうのだ。昨夜も何キロ走ったかわからないくらいだ。
 ギリギリセーフで間に合ったから良かったが、ラウンジに入る際に、チケットに記載されている搭乗時間から注意を促すとか、TG の接遇職員はいっさいしないのが不思議なのだ。ちょっといってくれればいいのに。気配りのないタイ人世界。
 タイのサービスレベルは国際標準からみたら正直いって高くない、ということをあらためて感じさせれれた一日であった。

 今回のミャンマーの見聞については、「三度目のミャンマー、三度目の正直」と題して、後日ブログに連載する予定ですので乞うご期待。
 それにしても、「微笑みの国」はすでにタイのことではなく、ミャンマーのことである! これは太字で強調しておきます。
 ♪ ミャンマー良いと~こ 一度は~おいで!
 冗談好きでよく笑うミャンマー人たちのことをもっと知ってもらいたいのです。

 ではでは。