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鹿児島産の「ぽんかん」をいただいた。写真の左が「ぽんかん」、右は日本ではもっともポピュラーな「温州(うんしゅう)みかん」である。
毎年いただいているのだが、今年は九州も雪が多いという報道を聞いていたので心配していたのだが、現時点では杞憂に終わったようだ。数年まえには「雪害のためほぼ全滅に近い被害を受けたために送ることができません」といった事態もあったし、雪が降ってつもった屋久島を歩いたこともある。
「ぽんかん」は見た目はゴツゴツしているが、「温州みかん」とくらべるとはるかに甘い。ちょっと酸味がなさすぎるなあ、という気がしなくもないが、袋ごと食べられるのはありがたい。
今週、たまたまJR駅の構内の催事で、同じく鹿児島の銘菓「かるかん饅頭」を見つけたので買ってきた。
「かるかん」は、和菓子のなかでは一番すきなものの一つなので、見つけたらかならず買うことにしている。米粉に山芋をつかって粘りけのある衣に包まれたあんこ。はじめて食べたとき以来の大好物なのだ。
「ぽんかん」も「かるかん」も、「かん」で韻を踏んでおり、しかも食べると甘いのは共通している。
「ぽんかん」の「かん」は柑橘類の柑、「ぽんかん」を漢字で書けば椪柑、これじゃあまず読めない。柑の字が入っているからなんとなく想像はできるが。
「かるかん」の「かん」は羊羹(ようかん)などの羹、「かるかん」を漢字で書けば軽羹、これもまた読めないな。軽い羊羹という意味だろうか、でも羊羹を読めないと始まらない。
まあいずれにしろ、「かん」で終わる「ぽんかん」と「かるかん」は美味い。どちらも耳にしたとき、クチに出したときの響きが軽いのがいい。
南国の甘味はわたしの好物である。
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