2013年8月22日木曜日

拙著『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(こう書房、2012) が、2013年8月に台湾で翻訳出版されました!


昨年(2012年)7月に出版した拙著 『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(佐藤けんいち、こう書房、2013)ですが、このたび台湾で翻訳出版されました。

台湾版のタイトルは、『一個人的策展年代-串聯社群,你需要雜學資料庫-』(佐藤賢一、陳文涵=訳、世茂出版社)です。2013年8月の出版です。平装で 208頁、モノクロ印刷。ジャンルは「職場経営」。

表紙カバー(上掲の写真)では 『一個人の策展年代』 と、「的」 ではなく 「の」 がつかわれています。中文世界ではキリンの「午後の紅茶」が人気ですが、「の」というひらがなに反応する人が多いようです。「の」が入っていると売れるという判断かもしれません。

さて、「アタマの引き出し」はどう訳すのかな~と楽しみにしてましたが、副題にあるように「資料庫」となってます。あるいは「雑学資料庫」。ナルホド!

(台湾版の表紙ウラ)

本文は中文繁体字(=正字体)ですので、台湾以外では香港でも販売されています。日本側の出版社をつうじて実物をいただきましたので、わたしもざっと中身を見てみましたが、簡体字になれない人には繁体字のほうが読みやすいかもしれません。なお、簡単字版では一般的なヨコ組みではなく、日本語の書籍と同様にタテ組みになっています。

なお、台湾版では佐藤けんいちではなく、本名を使用しました。佐藤賢一となっております。著者プロフィールを参考のために掲載しておきましょう。

作者簡介

佐藤賢一 (Kenichi Sato)
KEN Management Ltd.的代表。顧問業經營者,專業領域為組織改革及人材能力加強。1962年生於日本京都,1985年畢業自一橋大學(主修歷史學),1992年於美國壬色列理工學院 (Rensselaer Polytechnic Institute, RPI) 取得企業管理碩士學位(MBA)。曾任職於銀行及廣告代理商的顧問公司,以及中小企業「Number 2」監督經營企劃室長。在泰國曼谷成立當地法人,並擔任獨立代表。在學校法人玉川學園擔任教育研究活動政務會議委員,任務為「促進個人思考,個人行動,在地球任何角落都能成功的『個體』日本人」。興趣是成為「資料庫豐富的人」受人讚賞。本書《一個人的策展年代-串聯社群,你需要雜學資料庫》為他的首本著作。
  官網:kensatoken.com/
  信箱:ken@kensatoken.com

機会があれば台湾や香港のリアル書店で、その機会がなければ台湾や香港のネット書店でご確認いただければさいわいです。




<関連サイト>

台湾出版社サイト(世茂)における書籍紹介
http://www.coolbooks.com.tw/books_product.asp?bookNo=00916573


博客来書籍館(台湾ネット書店)
http://www.books.com.tw/exep/prod/booksfile.php?item=0010594170

樂天書城網路書店(台湾ネット書店)
http://books.shop.rakuten.tw/0010594170/

香港二楼書店
http://2-floor.dyndns.org/item_detail.php?pro_id=676192

その他多数


PS 亚马逊中国(Amazon China)でも『一個人的策展年代-串聯社群,你需要雜學資料庫-』は入手可能です! 繁体字であっても中文である以上、海峡は越えて大陸でも流通していくということですね。ご関心のある方は上記リンクからどうぞ。(2013年11月20日 記す)


PS2 Kinokuniya(紀伊国屋書店)の海外店舗ネットワークを通じて台湾以外でもシンガポールやマレーシア、タイなどでも購入できますよ。下記にリンクしてあります。ジュンク堂の台湾でも購入できます。さすが華人圏の拡がりは大きいですね。日本語版の『アタマの引き出し』も入手可能です。(2013年11月21日 記す)

 紀伊国屋台湾 ⇒ kinokuniya Taiwan
 紀伊国屋シンガポール ⇒ Kinokuniya Singapore
 紀伊国屋マレーシア ⇒ Kinokuniya Malaysia
 紀伊国屋タイ ⇒ Kinokuniya Thailand  

 台湾淳久堂股份有限公司  


PS2 「策展」というコトバは中日辞典にはでてこないが、どうやらITの世界でいう「キュレーター」や「キュレーション」を意味するようだ。『一個人的策展年代』とは「一人でキュレーター時代」という意味だろう。日本語版のエッセンスをうまく要約したタイトルになっているかもしれない。ブログ記事の キュレーション (きょうのコトバ) を参照。




<参考>

『一個人的策展年代-串聯社群,你需要雜學資料庫-』(佐藤賢一、陳文涵=訳、世茂出版社、2013) 目録

序章 「資料庫」為何越多越好●
  ●「專業笨蛋」不通用的時代
  ●「資料庫」對於客服業變得重要
  ●正是「雜學」才重要
  ●創新源自「發現」與「資料庫」

第1章 「資料庫」的增加方法①-以「好奇心」為最優先,運用「五感」的「體驗」
 1. 以自己的好奇心為最優先
  ●「愛好是拿手之母!」
  ●「讀萬卷書,行萬里路」
  ●「五感」全開「體驗」
 2. 尋找自己的雜學題目
  ●明確地留意感興趣的題目
  ●題目有兩個以上也沒關係
  ●透過履歷表=自己史尋找題目
  ●以實際體驗設定題目
  ●題目設定短・中・長期
 3. 專業知識為雜學的相乘作用
  ●確立「工作」的專業領域
  ●正面積極地利用置身環境
  ●工作與生活的真正關係
 第1章 小結

第2章 「資料庫」的增加方法②-徹底地「觀察」
 1. 養成觀察的生活習慣
  ●透過「觀察」將體驗轉換為知識
  ●創新來自「觀察」
  ●由週遭開始「觀察」
  ●徹底實行「三現主義」並重視第一手資訊
 2. 觀察時需留意的事
  ●在意的事立刻紀錄
  ●在意的事立即詢問、搜尋
 3. 觀察的方法
  ●萬事起於自然觀察
  ●「假說與驗證」――經常思考「為什麼?」
  ●以自己的題目為「標籤」進行「觀察」
  ●觀察時刻意比較
  ●著重共通點及關聯性
 4. 觀察時的觀點
  ●觀察時的「觀點」
  ●以360度的俯瞰方式觀察
  ●抱持異己的觀點
  ●嘗試三角測量法(triangulation)
 5. 五感體驗
  ●「觀察」並不限於眼睛
  ●以寬闊的平常心訓練觀察
 第2章 小結

第3章 「資料庫」的增加方法③-養成「閱讀」的生活習慣
 1. 培養閱讀的嗜好
  ●首要體驗、次要閱讀!透過書籍的第二手資訊補齊知識
  ●養成閱讀的生活習慣
  ●總之增加數量
 2. 先了解書本結構
  ●了解文章結構
  ●不全部讀完也可以
  ●將書本依自己需求客製化後使用
  ●「商業書籍」為補給品
 3. 併用多讀及熟讀
  ●多讀的基礎在於熟讀
  ●同時並行閱讀多本書
  ●相關書籍至少閱讀三本
  ●閱讀不同類別的書籍
  ●雜誌整本讀完
 4. 如何選書
  ●遠看書架上的書背
  ●如何選書?
 5. 閱讀聲音及影像
  ●使用雙耳「閱讀」
  ●以雙耳「閱讀」英文有聲書
  ●將影像作品轉換為「資料庫」
  ●偶爾也要「資訊絕食」!
 第3章 小結

第4章 「資料庫」的增加方法④-透過「輸出」整理並穩固「資料庫」
 1. 由記憶的機制思考
  ●輸入及輸出的往返動作很重要
  ●大腦與電腦的「資料庫」差異
  ●「資料庫」製作的I╱O平衡
 2. 由大腦輸出(Output)看看
  ●實際的輸出手法
  ●說出口看看
  ●活用推特及臉書等社交網站
 3. 提升輸出力的秘訣
  ●活用聯想
  ●以類推法換句話說
 第4章 小結

第5章 「資料庫」的增加方法 應用篇-以「做菜」為例,試著增加「資料庫」
  ●做菜增加雜學的「資料庫」
  ●正因料理依靠做菜的人,雜學才無限增加
  ●不僅增加雜學,也學到管理的基礎
  ●以做菜為起點,增加雜學的資料庫
  ●養成生活習慣至少需時三個月
後記



PS 中文繁体字版は、アマゾン・チャイナ(amazon.cn)でも購入可能です。

『一個人的策展年代-串聯社群,你需要雜學資料庫-』(佐藤賢一、陳文涵=訳、世茂出版社)で検索すればでてきます。(クリック!)
Kinokuniya(紀伊國屋書店)の東南アジアの各店舗でも購入可能です(シンガポール、マレーシア他)。中文圏の広さを感じますね (中文繁体字版出版からつおうど一年後の 2014年8月1日記す)



<ブログ内関連記事>

『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』の出版前の2012年4月に受けたインタビューを再録します

『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』、いよいよ来週の7月3日以降、書店に配本予定です!

『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(佐藤けんいち、こう書房、2012)を求めて-東京都内のリアル書店をフィールドワークする

新刊 『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(佐藤けんいち、こう書房、2012)が、「新刊.jp」で紹介されました!

日刊工業新聞(2012年11月22日付け)で『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(佐藤けんいち、こう書房、2012)が紹介されました!

「サンケイビジネスアイ」(SankeiBiz)に『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(佐藤けんいち、こう書房、2012)の紹介が掲載されました。

【セミナーのご案内】 「ビジネスパーソンのための『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』

書評 『キュレーションの時代-「つながり」の情報革命が始まる-』(佐々木俊尚、ちくま新書、2011)
・・「策展」というコトバは中日辞典にはでてこないが、どうやらITの世界でいう「キュレーター」や「キュレーション」を意味するようだ。『一個人的策展年代』とは「一人でキュレーター時代」という意味だろう。日本語版のエッセンスをうまく要約したタイトルになっているかもしれない。
組織人事管理の分野でも「キュレーション」は注目されている。

キュレーション (きょうのコトバ)



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