2020年1月22日水曜日

「シュクメルリ定食」を初めて食べてみた-ジョージア(=グルジア)という国がぐっと近くなる!


松屋の新メニューとして登場した「シュクメルリ定食」を初めて食べてみた。2020年1月14日から全国の松屋でメニュー化、との情報をFBでキャッチしたので。

「シュクメルリ」とはじつに発音しにくいが、ジョージア料理(=グルジア料理)だという。一言でいえば鶏肉料理の1つだ。ニンニクとチーズがたっぷり溶け込んだホワイトシチューに鶏肉とさつまいもがたっぷり。これが鍋料理として、ご飯と味噌汁、サラダのセットで 790円なり。



いやあ、じつにご飯に合うねえ。味噌汁と一緒というのも、味わいとしてまったく違和感がない「ハンバーグ定食」は松屋ではすでに定番メニュとういうこともあるだろう。まったく違和感がないのが不思議だ。今夜みたいに寒い日にはありがたいメニューだ。

ジョージアはコーカサス(=カフカース)の小国。ワイン発祥の地。だから、本来はパンと一緒に赤ワインとというところだろう。グルジア料理は、かつてモスクワで食べたことがある。もちろんグルジアワインも一緒に。だが、シュクメルリは食べた記憶はない。家庭料理なのだろうか。


本場のシュクメルリ Wikipediaより)

この料理を、エスニック料理メニューから発見して、定食メニューに仕立て上げたチャレンジ精神と手腕がスゴいと大いに感心。商品開発という点でも大いに注目だ。エスニック料理を日本流にローカライズするにあたって、料理材料としてさつまいもを選択したというのも興味深い。

牛丼屋がルーツのファストフードのチェーン店でも、牛丼の吉野家のように牛丼に「特化」するか、松屋のように多彩なメニュー展開で総合ファストフード化を目指すか、道は2つに1つだが、消費者としては個人的に松屋路線を支持したい。







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『檀流クッキング』(檀一雄、中公文庫、1975 単行本初版 1970 現在は文庫が改版で 2002) もまた明確な思想のある料理本だ


 
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