2021年3月22日月曜日

「千葉県知事選挙2021」に行ってきた-結果は最初からわかっていたが「自分が選んだ知事」に県政をゆだねたい(2021年3月22日)

 
「千葉県知事選挙」に行ってきた。2009年に森田健作氏が知事になって以来、12年ぶりに県政が刷新される。そういう期待に充ち満ちた今回の選挙である。

NHKでの政見放送が東京都知事並にハチャメチャだというウワサは聞いていたが、今回の候補はすべて「新人」である。森田健作(芸名)氏の県政が12年も続いてきたからだ。したがって、ガラガラポンとなる。


誰が当選するか、結果は最初からわかっているからこそ、参加費払って好き勝手なことを放送するチャンスとみているパフォーマーが世の中には多いのだろう。1人を除いたら、その他はすべて「泡沫候補」である。

「コロナウイルス感染症」対策としてふたたび導入された、関東の1都3県が対象となっていた「非常事態宣言」の最終日となっていただけでなく風雨が強いので、おそらく今回は投票率は低いだろうなと思っていた。雨が小降りになったスキに選挙にいってきた。


船橋市なので「千葉県知事選挙」のみである。千葉市は、千葉市長が退任して千葉県知事選挙に打って出たので、千葉市長選挙が行われる。

誰が次の千葉県知事になるかわかっているというものの、あえて投票所に足を運んだのは、「自分が選んだ知事」に県政をゆだねたいからだ。いまの知事が最初に出馬したとき、千葉県民ではなかったので投票していない。だから、とくに思い入れはないわけだ。さらば森田健作! 台風ではミソつかたからね。いくらなんでも12年は長すぎた(笑)


「期日前投票」したかったのだが、うちの近所に投票所がないので断念。わざわざそのために出かけたいとは思わないからね。早くネット投票導入してくれ! 

今回は、「名字がひらかなの人」に入れた。なるほど、選挙対策としては下の名前をひらかなにするよりも賢いな、と投票用紙に鉛筆で「くまがい」と記入しながら思った。

熊谷と書いて「くまがい」と読める人は意外と少ないのは、関東では熊谷と書いて「くまがや」と読む地名が埼玉県にあるからだ。今回の選挙では2人が「名字がひらかなの人」だったが、今後このパタンが増えるかもしれない。

もちろん、言うまでもなく開票と同時に熊谷俊人氏(43歳!)が「当選確実」となった。ダントツの140万票確保で千葉県史上では最大の得票数。しかも、投票率は想定を裏切って 38.99%に達したという。私とおなじように「自分が選んだ知事」に県政をゆだねたいと思っている人が少なくなかったのだろう。

熊谷氏には、千葉市長としての実績を、今度は千葉県知事として大いに発揮してもらいたいものだ。 

しかも、千葉市長に当選したのは千葉市の元副市長。熊谷氏は千葉県庁が千葉市にあるので千葉市から動かない。千葉県知事と千葉市長が一心同体となって、県政改革を進めてくれるだろう。





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・・『泡沫桀人列伝-知られざる超前衛-』(秋山祐徳太子、二玄社、2002)。秋山祐徳太子は2020年4月に85歳で亡くなった。合掌


 
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