鉢植えの「カネノナルキ」(=カネのなる木)を育てている人は多いと思う。そのネーミングから、カネをもたらしてくれる縁起の良い植物として好まれているからだ。うちの実家にもあるが、ずいぶん大きくなっている。
そんな「カネノナルキ」が、わが家のベランダの雨樋のそばですくすくと育っている。ふと気になって写真を撮ってみたら、側面からみるとずいぶん茎も太くなっている!
8階建ての7階に住んでいるのだが、風雨の強い日に飛んできた木くずなどのゴミが吹きだまって堆積した場所に生えていた。いまから数年前だったように思う。
タネが飛んできたのか、それと折れた小枝が飛んできて、それが根をはやしたのか、まったく定かではない。南アフリカ原産のカネノナルキは、差し葉や挿し木で簡単に増やせるそうだ。
雨樋の機能が阻害されるまでは、ゴミはそのままにしてほっておこうと思っているうちに、ずいぶん成長したものだ。水やりなどいっさいしていないが、着実に成長している。じつに生命力が強い植物だ!
(もう1箇所でも育っている)
風に乗ってやってきたカネノナルキ。これは大事にしないといけないな、と思う。幸運とはもたらされるものであり、それはつかみとるものだ。勝手に生えてきたといってカネノナルキを雑草扱いしては、それこそカネを失いカネないからね。
どうか、風に乗ってやってきたカネノナルキが、わが家にカネをもたらしてくれますように!
PS カネノナルキのおすそわけ
メアリー・ポピンズではないが、風にのってやってきて、ベランダで勝手にすくすくと育っていたカネノナルキ。生命力のかたまりのような南アフリカ原産の多肉性植物。カネノナルキを霜で枯らしてしまった実家に「おすそわけ」することにした。手頃な容器にいれて電車で移動。幸田露伴流にいえば「分福」。幸福は独り占めにしないこと。福よ、拡がれ!(2021年9月26日)
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(2020年12月18日発売の拙著です)
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