はじめての単著『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(こう書房、2012)が出版されたのは2012年7月。それからまる10年が経過した。
この10年間で合計10冊を出版することができた。ただし、台湾で出版された中文繁体字版2冊と文庫化1冊を含む。
本というモノは、自分にとってはトゥームストーン(tombstone)だと思っている。墓碑銘(epitaph:エピタフ)が刻まれた石版のようなものだ。
本は書いているときは現在形として苦しいが(・・うまく書けたときは楽しいが)、いったんできあがってしまうと過去形となる。
本は、文字情報のかたまりであるが(・・画像情報もある)、書籍というかたちのモノとしても存在する。
出版物というモノが1つふえるたびに、人生は確実に終わりにむかっていく。
「あらたな10年へ」と書いたが、10年後生きているかどうかは自分にはわからない。神のみぞ知る。
「朝(あした)に紅顔ありて 夕べに白骨となる」。これが世の定めだ。「無常」である。自分も世界も、つねに変化の相のもとにある。
「心技体」が三位一体でそろっているのは、せいぜいあと数年だろう。 だが、やれるところまではやってみたいと思う。「撃ちてし止まん」。倒れるまで歩き続ける。
今後もご贔屓のほど、よろしくお願いします。
<関連サイト>
<ブログ内関連記事>
(2023年11月25日発売の拙著です 画像をクリック!)
(2022年12月23日発売の拙著です 画像をクリック!)
(2022年6月24日発売の拙著です 画像をクリック!)
(2021年11月19日発売の拙著です 画像をクリック!)
(2021年10月22日発売の拙著です 画像をクリック!)
(2020年12月18日発売の拙著です 画像をクリック!)
(2012年7月3日発売の拙著です 画像をクリック!)
end