エリザベス女王が逝去された。2022年9月9日のことである。ついに一つの時代が終わったのだ。
ここのところ、稲盛和夫氏(享年91歳)、ミハイル・ゴルバチョフ氏(享年91歳)とつぢていた。エリザベス女王(享年96歳)は、そのなかでも最高齢である。
エリザベス女王の国葬をBBCのLIVE中継(2022年9月19日)で視聴した。在位70年が今年のことだったのに、あっという間の崩御である。
たいへん厳かな国葬であった。1時間強のウェストミンスター寺院におけるキリスト教(・・この場合は「イングランド国教会」。女王自身が国教会の首長であった。このポジションもチャールズ3世に継承)の壮麗さと荘厳さもさることながら、葬儀につづく1時間強の葬列もまた見所が多かった。
考えてみれば、昭和天皇の「大喪の礼」以来かもしれない。在位70年のエリザベス女王、在位60年の昭和天皇。あまりにも在位期間が長いと、残された国民にとっての喪失感は大きい。
(ユニオンジャックが美しい。LIVE中継映像からスクリーンショットしたもの)
それにしても、英国(=UK:連合王国)の国旗である「ユニオンジャック」が色彩的にもデザイン的にも素晴らしい。ユニオンジャックに飾られた道路に展開する光景には、BBCのアナウンサーも magnificent ! と声に出していたほどだ。
だが、はたして「ユニオンジャック」は、いつまで見ることができるのだろうか? というのも、スコットランドの分離独立の可能性が高いからだ。スコットランドが連合王国から離脱すると、国旗のデザインも変更となるのは、現在の国旗はイングランドとスコットランドとアイルランドの組み合わせでだからである。
大英帝国が終わったのは、エリザベス女王が即位してから4年後の1956年のことだが、連合王国である英国はさらに小さくなって、最終的にはイングランドだけになるのかもしれない。 そんなことを、葬列を見ながら考えていた。
(霊柩車はジャガー。写真は、LIVE中継映像からスクリーンショットしたもの)
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