2023年1月4日水曜日

将軍様のウサギはヘタウマー『へそまがり日本美術ー禅画からヘタウマまで』(府中市美術館編著、講談社、2019)は日本人のクリエイティビティのあり方がわかって面白い

 
ウサギといえば想起するのが、徳川幕府の三代将軍・家光による「兎図」。17世紀前半のもの。 

まさに1980年代に流行った「ヘタウマ」の元祖のような作品。正直いってヘタだが上様だから直されずにそのままなのか、ほんとはウマいのにわざとヘタに描いているのか? 謎としかいいようがない。 

2019年に東京都の府中市美術館で開催された美術展「へそまがり日本美術」の目玉となる出品。都合がつかずに行けなかったので、「図録」を入手して我慢


それにしても、上様の絵は謎に満ちているなあ(笑) それだけでなく、上様の作品以外の禅画や俳画、その他収録された「ヘタウマ」作品の数々には笑わされる。

日本人のクリエイティビティのあり方がよくわかる、この図録は入手を薦めたい。




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