「冬瓜」(とうがん)は、なぜ冬に実がなる瓜ではないのに「冬瓜」と呼ばれているのか?
その理由は、保存しておいて冬に食べるからだと知ったのは、かなり以前のことだ。だが、これまで冬瓜を冬に食べたことはなかった。
では、ほんとうに冬まで保存できるのだろうかと「実験」してみることにした。
写真は、昨年秋(10月頃)に購入して、紙袋に入れて暗所で保存していた冬瓜だ。サイズは、一度に調理して使えるように、保存のことを考えて小玉にしておいた。
白い粉が吹いているのかな?と思ったが、そうではなかった。中身の実にも「ス」が入っていなかった。果肉と種子部にややスペースができている感はあったが、とくに問題はなかった。
結論としては、冬瓜は保存して冬に食べるのは可能なのだ。
この冬瓜は調理して、台湾風というか沖縄風の「鶏肉と冬瓜のスープ」に仕立てる。あっさりしてカラダにいいスープであるだけでなく、冬の日にはカラダ温まって良い。
なるほど、冬瓜は冬に食べるものだな、と。
よし、来年も冬瓜は冬に向けて保存することにしよう。
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