TVアニメ『チェーンソーマン』(全12話、2022年)を amazon prime で視聴。「総集編」だと前編・後編でつづけて視聴も可能だ。ただし、「総集編」からは「第12話」のエンディングのあとの動画が省略されている。
『チェーンソーマン』については、アニメについても原作のマンガについても知ってはいたが、これまで見てなかった。内容は以下のとおり。
『チェンソーの悪魔』ポチタと共にデビルハンターとして暮らす少年デンジ。親が遺した借金返済のため、貧乏な生活を送る中、裏切りに遭い殺されてしまう。薄れる意識の中、デンジはポチタと契約し、悪魔の心臓 を持つもの 『 チェンソーマン 』として蘇る ── 。 ©藤本タツキ/集英社・MAPPA」
『呪術廻戦』と設定とテイストが似ているのは、アニメ制作がおなじくMAPPAということもあろうが、戦う相手が人間とまったく無縁の存在ではないからであろう。
バイオレンスアクションもののダークファンタジーである。喫煙と暴力シーンがあるので、レーティングは「+18」。 少年マンガが原作なので、もうすこし下げてもいいような気がするが・・・
スピード感ある展開とダイナミックなバトルシーンがイケる。主人公が、頭部と両手のチェーンソーで悪魔をぶった斬る際のスプラッター度が半端じゃない。残酷ではあるが美しい映像。ある種のスカッとするような爽快感がある。
設定が非現実的でありながら、貧困からの脱出という現実的な要素もある。そんな非現実と現実とのバランスが面白い。主人公は16歳だが、貧困層出身であって高校生ではない。思わず笑ってしまうような性的欲望とロマンス的な要素もある。
『呪術廻戦』とおなじく東京が舞台の中心であるが、もうひとつの拠点が京都である点も共通している。呪術や悪魔といったテーマにかんしては、東京と京都がつねに一対(いっつい)の関係と認識されているようで興味深い。
『呪術廻戦』は「第2シーズン」まで視聴したが、呪いにあてられたためか(?)えらく消耗してしまったので「第3シーズン」はまだ見ていない。それに対して、『チェーンソーマン』は大いに気に入った。世界的に大人気であるのも当然だと思った。
ということなので、劇場版『チェーンソーマン レゼ篇』(2025年)を先に見ることにしよう。世界的メガヒットになったというこの劇映画をいまから期待している。
ところで、昨日のことだが、TVアニメの『チ。― 地球の運動について』(2024~2025年)を第17話まで我慢して視聴したが、正直いってあまり面白くないので、その先を見るのは中止した。
異端とされた「地動説」にかんする科学的発見が、研究者から研究者へとリレーのように引き継がれていくというテーマ自体は面白いのだが、際だった要素だけ取り出して歴史を無視するつまみ食い的な設定、さらに時代考証があまりにも雑過ぎて、ヨーロッパ中世史を知ってる人間には耐えがたいものがある。
というわけで不完全燃焼状態(!)に陥っていたので、残酷だが爽快感のある『チェーンソーマン』がいい毒消しとなった。いや悪魔のチカラを借りた悪魔退治(?)というべきか。カタルシスだな。
おなじ「ち」とはいっても、「地」や「知」やより「血」のほうがエンタメ度が強いということだ(笑)
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