2012年7月27日金曜日

「遊ぶ奴ほどよくデキる!」と喝破する大前研一の「遊び」の本を読んで、仕事も遊びも全力投球!




「勉強本」ばっかり読んでいても仕事ができるようにはならない。

遊ばないヤツは、仕事もできないのだ!

どうせ読むなら、「遊ばないヤツは、仕事もできない!」と喝破する大前研一の「遊び」の本を読んで、仕事も遊びも全力投球するべきだ!!

これまで読んできた大前研一の「遊び本」を最近のものからが逆順に並べてみるとこんな感じになる。


●『旅の極意、人生の極意』(大前研一、講談社、2006)
●『遊ぶ奴ほどよくデキる』(大前研一、小学館、2005)
●『遊び心』(大前研一、学習研究社、1988)


こう並べてみると、1980年代後半に社会人になって、しかもコンサルティングファームなんかに入ったので、大前研一から大きな影響を受けていることを感じる。

大前研一の『企業参謀』は当時の愛読書だったが、その延長線上で『遊び心』もまた1980年代後半には愛読していたというわけだ。『遊ぶ奴ほどよくデキる』 は、その後の展開もふくめた最新版ということになる。

ともに、いわゆる自己啓発書ということになるのだろう。

ワークライフバランスをダイナミックに展開するとこういう風になるということだ。ワークだけでなく、ライフの面においても、知らず知らずのうちに大前研一の考えが自分のなかで血肉化しているのをあらためて感じる。

遊びとしては、なんといっても旅がいい。

若い時は貧乏旅行もいいが、すこしカネができたら知恵をめぐらして、高級リゾート地の高級ホテルを格安で利用することも視野に入れるべきだろう。その意味では『旅の極意、人生の極意』は、よきガイドになる。学生時代、通訳とツアガイドで稼いでいたという大前研一ならではの内容だ。ぜひ最新版改訂版がほしいものである。

旅先で本を読むのもまた一興だ。

旅という非日常的な環境に身をおくこと自体が、五感をフルに解放することになるだけでなく、旅はゆたかな経験となって、エピソード記憶として刻み込まれることになる。

そして、そんな経験とあわせて本を読めば、かけ算でゆたかな経験となって脳裏に刻み込まれることになるわけだ。

豊富なエソード記憶こそ、イノベーション発想の原点。ビジネス書というサプリメントだけを読んでいたら、カラダもココロもやせほそるばかり。

「引き出し」を増やしたかったら遊ぶべし!

夏こそ遊べ! 遊ばないヤツは、「専門知識は豊富でもツマライナイやつ」(拙著の副題)になってしまうぞ!










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(2012年7月3日発売の拙著です)





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