一年に一巻しか発売されないので、すっかり忘れていた。すでに出版されてから3ヶ月たっていましたた(汗
第⑥巻は、「モーニング」に連載された 8話分(41話~48話)を収録。
料理名でいえば、このようになります。
●水餃子
●たけのこごはん
●チンジャオロースー
●さばのみそ煮
●卵ときゅうりのサラダ
●ひじきのトマト煮」などなど
●サーロインステーキ
そんなに爆発的に売れているようではなさそうですが、確実にファンをつかんでいるマンガですね。
じつは餃子の餡(あん)を練り終わったあと、この第⑥巻を読み始めたのですが、マンガのなかで主人公がなんと水餃子をつくっているではありませんか! これはシンクロニシティというべきかも(笑)
マンガではフードプロセッサーをつかって白菜をみじん切りにしているのですが、わたしは包丁でやってました。こんなのを読むと、フードプロセッサーが欲しくなってくる(笑)
また、その後、ナスとピーマンと豚肉の味噌炒めをつくってみるかと思って、インターネットでレシピを検索してみたら、なんと『きのう何食べた?②』で取り上げられていたと知りました。
マンガは読み飛ばしているものですが、レシピはあとから見てつかえるものなわけですね。もちろん、マンガの記述を参考にさせていただきました。
料理マンガにはこういう効用があるわけです。
毎回、けっこう手の込んだ料理を作っているなあ、主人公のスローライフ志向のゲイの弁護士も。この第⑥巻ではすでに47歳。限られた予算のもとで、できるだけうまい料理をつくるのは、じつはマネジメントそのものなのです。主人公も作者も気がついているかどうかわかりませんが。
この件については、新著 『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(佐藤けんいち、こう書房、2012)の第5章「「引き出し」の増やし方 応用事例-「料理」を例に「引き出し」を増やしてみるとしたら」を参照いただけると幸いです。
このマンガのことも、とりあげてますよ!
というわけで、まだまだ連載がつづいている『きのう何食べた?』、つぎの第⑦巻がでるのが楽しみです。
<関連サイト>
モーニング公式サイト - 『きのう何食べた?』作品情報
<ブログ内関連記事>
『きのう何食べた?』(よしなが ふみ、講談社、2007~)
『きのう何食べた? ⑤ 』(よしなが ふみ、講談社、2010)
『檀流クッキング』(檀一雄、中公文庫、1975 単行本初版 1970 現在は文庫が改版で 2002) もまた明確な思想のある料理本だ
『こんな料理で男はまいる。』(大竹 まこと、角川書店、2001)は、「聡明な男は料理がうまい」の典型だ
(2012年7月3日発売の拙著です)
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