2021年3月16日火曜日

非常食の「牛めし」はイマイチだったー 来たるべき大規模災害に備えるために検討すべき課題は多い


先日(2021年2月23日)に比較的大きな地震があったこともその理由の1つだが、「非常食」として試しに購入してみた缶詰の「牛めし」(SUNYO食品)を食べてみることにした。

賞味期限切れまでだいぶあるが、いつまでも置いておいても仕方ないからだ。 内容量375g、税込み430円。

結論は、この商品にはメリットはほとんどない、ということ。デメリットだらけである。 

◆理由(その1)
お湯で温めなくてはならないこと。しかも、なんと20分! あまりにも長すぎる。「非常事態」で電気もガスも止まった状態で、どうやってお湯を沸かすというのだ??? 

◆理由(その2)
缶詰の開け方だが、プルトップではないというのも致命的だ。幅が20cm以上もある、このでかい缶詰を缶切りで開けたら、くたびれてしまった。缶切りで缶詰あけるなんて、最近は滅多にしないからね。 

◆理由(その3)
正直いって味が旨くないということだ。これは決定的に致命的だ。「非常事態」でほかに食べるものがないならまだしも、そうでない状態で食べるものではなかった。 

もし非常食としてそろえるなら自衛隊の「ミリ飯」(=ミリタリー飯)のほうがはるかにマシだろう。


温める必要がないというのがまず第一のメリット。肉体を酷使する自衛隊員向けなのでやや塩気が強いものの、食事としては悪くなかったという記憶がある。 

来るべき「非常事態」(・・といっても、なんだかよくわからない新型コロナウイルス感染症対策の「非常事態」のようなヤワなものではない、物的損害が発生するハードなもの)に備えて、いろいろ研究しなくてはならないなと、高校時代はワンゲル部員だった私は思った。 



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