2021年11月23日火曜日

書評『ない仕事の作り方』(みうらじゅん、文春文庫、2018)-笑わせながら本質に迫る内容のビジネス書

 
 『ない仕事の作り方』(みうらじゅん、文春文庫、2018)をようやく読んだ。リアルタイムでみうらじゅんのファンであれば当然だが、そうでなくても読む価値のある本だ。 

単行本がでたとき読もうと思いながらも、タイミングを失していた。文庫化されてもまたタイミングを失し・・。昨日、書店の店頭で見て即購入。面白いのですぐに読んでしまった。*

*(注) これは6月4日時点の話。この投稿はFBで最初に公開したものを加筆修正したもの

「ない仕事」を「作る」ということは、むずかしく言い換えれば「市場創造」ということになる。個々のアイテムとしては世の中には存在しているのだが、それをまとめてカテゴライズしてコンセプト化し、記憶に残るネーミングによって1つの「市場」を浮上させる。 

みうらじゅんが作りだして、もっとも有名になったのが「マイブーム」と「ゆるキャラ」だろう。すでに市民権を得ており、だれが最初に言い出したのかさえわからなくなっているほどだ。 固有名詞の普通名詞化である。

この本で、その手の内をぜんぶさらけ出してくれているだけでなく、糸井重里とのスペシャル対談もいい。みうらじゅんの発言にも、糸井重里の発言にも、なかなか含蓄のあるものがあって読ませるものがある。 

よくできたビジネス書として読むのもいいかもしれない。 




目 次 
第1章 ゼロから始まる仕事-ゆるキャラ
第2章 「ない仕事」の仕事術
第3章 仕事を作るセンスの育み方
第4章 子供の趣味と大人の仕事-仏像
スペシャル対談 糸井重里×みうらじゅん I don't believe me. 

著者プロフィール
みうらじゅん
1958年京都市生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。以来、漫画家、イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャンなどとして幅広く活躍。1997年、造語「マイブーム」が新語・流行語大賞受賞語に。2005年、日本映画批評家大賞功労賞受賞。2018年、仏教伝道文化賞沼田奨励賞受賞。興福寺「阿修羅ファンクラブ」の会長。音楽、映像作品も多数ある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)


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