2022年2月6日日曜日

韓国映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年公開)を2年ぶりに視聴-政治とエンタメは別個の世界。やはり韓国のエンタメは面白い


2年前に劇場で視聴した韓国映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年日本公開)が、amazon prime video で無料視聴できるようになっていたので、ひさびさに『パラサイト』を視聴した。

二度見、三度見したくなる作品だからだ。ついつい最後まで見てしまう132分。 

「面白うて やがて悲しき 鵜飼いかな・・」ではないが、社会派エンタメとしては、かなり出来がいい作品だと思う。

ダウンタウンの半地下とアップタウンの邸宅。わかりやすい上下の高低差と貧富の差、その違いが生み出す明暗のコントラストが、韓国を超えて世界で評価されやすい図式となっているのだろう。エンタメにおいては、わかりやすさは重要だ。


なによりも、半地下に住むことを余儀なくされている一家の家長を演じているソン・ガンホの演技力に感服。このオッサン的風貌の俳優はむかしから好きだが、中高年を演じさせたらピカイチだ。 



政治の世界では韓国のやっている反日政策は愚かとしか思えないが、エンタメはまた別の話。なにごとも是々非々でいきたいものだ。 

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2年前に視聴した際には、このブログには記事を書かなかったので、2020年1月13日付けのFBの投稿を再録しておこう。 




【この映画はスゴい】 

韓国映画の『パラサイト 半地下の家族』(2019年製作)をTOHOシネマズで見てきた。これはスゴい映画だ! 休日だからか、初回でもほぼ満員状態。 

最初は爆笑の連続だったが、舞台は暗転し、惨劇が… ネタバレになるのでこれ以上書かないが、ラストは救いがあるのかないのか… 

「超格差社会」の現実にいきる家族のファンタジー? いや… ダウンタウンの、そのさらに下層の半地下の主人公家族と、高台のアップタウンに暮らす社長家族。格差が見える化されているわけだが、その半地下よりもさらに下層が・・・ 

とにかく見ることを薦めますよ。驚くべき映画だ。

とにかく、ソン・ガンホの演技が素晴らしい! 『反則王』以来、昔からこの俳優が気に入っているが、もともとオッサン風の容貌なので、中高年を演じさせたらピカイチだな。

韓国語ではタイトルは『寄生虫(キセンチュン)』となっていた。日本語版は『パラサイト』。まあ、意味は同じだが、ニュアンスの違いがあるな、と。




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