上野公園で3つの企画展「大吉原展」「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」「特別展 中尊寺金色堂」をハシゴしたあとは駒込に移動する。
駒込駅は、JR上野駅からは山手線で一本。これがいちばんスムーズな移動である。駒込駅で下車するのはひさびさとなる。
目的は、東洋文庫ミュージアム。これまたひさびさだ。2015年を最後にいってなかったので、9年ぶりということになる。
駒込駅から歩いて8分ほどだが、その途中に小さな古本屋があったので(・・以前はなかった)、立ち寄ってみた。100円均一本でカッパブックスを購入。
駒込界隈は千石に住んでいたことがあるので土地勘がある。
4. 「キリスト教交流史 ー 宣教師のみた日本、アジア」(東洋文庫ミュージアム) https://artexhibition.jp/exhibitions/20240107-AEJ1791919/
(東洋文庫ミュージアムの入り口 筆者撮影)
子ども図書館でこの企画展のポスターを見て、ついでにいくことにしたのである。それまで開催のことはまったく知らなかったのだ。
内容は、テーマに沿った蔵書を展示したもの。その意味では地味といえるが、それにしても、関連書籍を蔵書だけでまかなうことができるというのはすごいことだ。今後もまだまだあらたなテーマによる展示が可能だろう。
ひさびさの東洋文庫ミュージアムで、企画展示のほか「モリソン文庫の書庫」を堪能。本好きにはたまらないスペースである。
ミュージアムショップで、いくことのなかった過去の企画展の小冊子を購入。いずれも個人的にはワクワクするテーマだが、残念ながら行くことはなかった。
5. 「六義園」(りくぎえん)
東洋文庫ミュージアムで購入した「共通チケット」(1000円)で「六義園」へ。
(六義園にて 筆者撮影)
東洋文庫ミュージアムから駒込駅に向けて歩く。六義園(りくぎえん)に入園するのはじつにひさびさだ。
近くに住んでいても、なかなかいかないもので、今回が3回目かな?
(六義園にて 筆者撮影)
六義園は、五代将軍綱吉の側用人であった柳沢吉保がつくった庭園。江戸時代前期の18世紀の作庭である。
東京都心にありながらも、これだけ大きな江戸時代前期の日本庭園が現在にいたるまで維持されてきたのはすばらしい。まさに都会のオアシスというべき空間。 さまざまな角度から眺めて楽しむことができる。
(六義園にて 筆者撮影)
というわけで、上野から駒込へとミュージアムのハシゴをおこなった。 桜の開花はまだなので、散策するのはちょうどよかった。
花の時期の上野には行きたくない。人混みはきらいだからね。
(おわり)
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・・英国とオランダの東インド会社
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・・マリー・アントワネットは『イエズス会士中国書簡集』を愛読していた熱心なカトリックであった
■日本庭園関連
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