「アタマの引き出し」は生きるチカラだ!
"思索するビジネスマン" が惜しみなく披露する「引き出し」の数々。ビジネスを広い文脈のなかに位置づけて、重層的かつ複眼的に考える。
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2024年2月20日火曜日
書評『南方熊楠と猫とイスラーム』(嶋本隆光、京都大学学術出版会、2023)― タイトルはキャッチーな三題噺だが、内容はいたって堅実な「ロンドン時代の南方熊楠の学問方法」にかんする実証研究
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今年(2024年)に入ってからのことだが、リアル書店でブラブラ回遊していたとき、平台に積まれていた文字とカバーが目に飛び込んできた。 それが、この 『南方熊楠と猫とイスラーム』(嶋本隆光、京都大学学術出版会、2023) という本だ。 「南方熊楠と猫」 はわかる。 南方...
2023年11月16日木曜日
書評『ユダヤ人の起源』(シュロモー・サンド、高橋武智監訳、佐々木之/木村高子訳、ちくま学芸文庫、2017)― 「ユダヤ人という発明」がいかに行われてきたか、批判を恐れぬユダヤ系イスラエル人の歴史家が挑んだ「イスラエル神話解体全書」
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2023年10月7日の 「10・7」 が起きなかったら、おそらく 『ユダヤ人の起源』(シュロモー・サンド、高橋武智監訳、佐々木之/木村高子訳、ちくま学芸文庫、2017) は積ん読のまま、さらに何年も過ぎ去ることになっていただろう。 ガザのパレスチナ自治区から越境し、 イスラエ...
2023年9月17日日曜日
書評『インド仏教はなぜ滅んだのか ― イスラム史料からの考察(改訂版)』(保坂修司、北樹出版、2004)― ヒンドゥー教のカースト制を否定するマイノリティの仏教徒は、神の下での平等を説くイスラームに改宗した
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「なぜ本家本元のインドで仏教が滅んだのか?」 。この疑問を抱く人は少なくないはずだ。 ヒンドゥー教の影響を受け、密教まで発展した大乗仏教。だが、 インドが征服王朝であるイスラーム王朝の統治下で「イスラーム化」が進行するなか、非暴力で寛容の精神を説くがゆえに、暴力を前にしたとき...
2023年9月16日土曜日
書評『西洋人の「無神論」 日本人の「無宗教」』(中村圭司、ディスカヴァー携書、2019)― 「一神教世界」の「無神論」を知れば、日本人の「無宗教」の意味が見えてくる
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『西洋人の「無神論」 日本人の「無宗教」』(中村圭司、ディスカヴァー携書、2019) を読むと、 日本人が「無神論」なるものをまったく理解していなかった、いやいまでもほとんど理解していないこと がわかる。 「無神論」と「無宗教」はまったく異なる ものだ。多くの日本人が自分のこ...
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