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2019年11月9日土曜日

書評 『三体』(劉慈欣、大森望/光吉さくら/ワン・チャイ訳、立原透耶=監修、早川書房、2019)-このSFはたしかにすごい!


「これはすごい!」として、いま日本で評判になっているという『三体』をついに読了。購入してから3ヶ月、昨日から読み始めて、本日は最後のページまで一気読みで読了。

「たしかに、これはすごい!」としかいいようがない作品だ。

異星文明における「地球外知的生命体」との接触というテーマだが、スケール感がぜんぜん違う地球がその一部である太陽系とは別の、太陽が3つある「三体世界」を舞台の一つにするという構想力。文化大革命時代から始まる中国現代史、天体物理学、ナノテクノロジーなどの科学技術を踏まえた重厚な世界観。いや、宇宙観というべきか。

『三体』(早川書房)は、中国のSF作家・劉慈欣(りゅう・じえん/リウ・ツーシン)氏によるSF大作。2006年に雑誌連載し、2008年に出版された作品だ。三部作の第1作で、2019年7月に出版された日本語訳によれば、中国では三部作合計で2,100万部(!)、英語訳は100万部を越えているとのことだ。英語版は、オバマ前大統領も絶賛という。

スケールが超弩級で、その構想力の大きさに圧倒されるだけではない、「三体世界」を舞台にしたVRゲームのコンテンツも重要な構成要素で、エンターテインメントとしても一気読みさせるものがある。 ディテールの描き込みも精緻で(ただし、天体物理学にかんしては、私には検証しようがないが・・)、しかも人物の描き方に、作家の人生経験が豊富であることが容易に想像される。略歴を見ると、1963年生まれなので、自分とは同世代だ。

こういう超大作が生まれてくる現代中国は、政治状況とは別に、注目しなくてはならないと、あらためて深く感じている次第。現在の日本で、中国SFが注目されているという理由もよくわかる。

途中で挫折している読者も多いと聞いているが、途中から俄然面白くなる作品だと言っておこう。読むに値するSF作品である。

日本語版で400ページ強あるが、これが三部作の第1作だというから、さらに驚きだ。そしてまた、続編を読むのが楽しみだ。








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映画  『アバター』(AVATAR)は、技術面のアカデミー賞3部門受賞だけでいいのだろうか?

映画 『猿の惑星』の原作は、波乱万丈の前半生を東南アジアで送ったフランスの作家が1963年に発表したSFである


 
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