2015年9月26日土曜日

生物の擬態(ぎたい)-草むらのなかに秋のカマキリ



たまたま草むらのなかでうごめくカマキリを見た。ひさびさにカマキリをじっくり観察した。

たしかにこれでは、人間の目から見ても、草とは区別がつきにくい。これを擬態(ぎたい)という。擬態とはミミックともいうが、要は環境にあわせて目くらましをすることだ。もっとも有名なのはカメレオンだろう。


カミキリは緑の草に擬態しているので、小さな虫はだまされてカマキリの餌食となる。このカマキリは大きな腹をしているので、おそらくメスだろう。すでにオスのカマキリは交尾のあとに食べられてしまっているのかも。

カマキリもまた季節感のある生き物だ。






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