2017年8月4日金曜日

ミドリ色のミンミンゼミ-8月上旬のこの時期はまだセミの鳴き声もうっとおしくない

(緑色のミンミンゼミ 筆者撮影)

本日は8月4日。関東地方南部。ほとんど空梅雨で、ものすごく暑かった7月のあと、台風がらみの曇りや雨が続いて、なんだか、かつてような普通の8月といった日々となっている。

気がつけばいつものように、セミが鳴き出した。ミ~ン ミン ミ~ンと鳴くミンミンゼミだ。

昨日のことだが、ゼミが路上に転がっているのを見た。目線の高さから見たとき、もうはやセミが死んでるのかと思ったが、セミはひっくり返ってはいんかった。生きてはいるが、あまり活発さはない。寿命が尽きかけているのは間違いない。

そんなセミを接写してみた。
キレイなミドリ色をしたセミ。ミンミンゼミ。

8月上旬のこの時期は、まだセミの鳴き声もうっとおしくない。うっとしいのは真っ黒なアブラゼミ。うだるような暑さそのもののアブラゼミはまだ登場していない。

ミンミンゼミのあとは真夏のアブラゼミ、そして夏が終わりかけた頃にはツクツクボウシ。それ以外にも多くの種類のセミがいるのだろうが、そんなセミが 7年間も幼虫として土の中で生きているのかと思うと、じつに不思議な感じになる。

カゲロウほど薄命ではないが、「セミの命は短くて・・・」とつぶやきたくなる。







<ブログ内関連記事>

猛暑の夏の自然観察 (1) セミの生態 (2010年8月の記録) 

猛暑の夏の自然観察 (3) 身近な生物を観察する動物行動学-ユクスキュルの「環世界」(Umwelt)

真夏日のそこにあるのはセミの穴-足元を見よ!④

空蝉(うつせみ)とはセミの抜け殻のこと-『源氏物語』の「空蝉」をめぐってつれづれに

書評 『土の科学-いのちを育むパワーの秘密-』(久馬一剛、PHPサイエンス・ワールド新書、2010)-「土からものを考える視点」に貫かれた本

玉虫色の玉虫!


(2023年11月25日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年12月23日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年6月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年11月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年10月22日発売の拙著です 画像をクリック!

 (2020年12月18日発売の拙著です 画像をクリック!

(2020年5月28日発売の拙著です 画像をクリック!

(2019年4月27日発売の拙著です 画像をクリック!

(2017年5月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2012年7月3日発売の拙著です 画像をクリック!


 



ケン・マネジメントのウェブサイトは

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!








end