(緑色のミンミンゼミ 筆者撮影)
本日は8月4日。関東地方南部。ほとんど空梅雨で、ものすごく暑かった7月のあと、台風がらみの曇りや雨が続いて、なんだか、かつてような普通の8月といった日々となっている。
気がつけばいつものように、セミが鳴き出した。ミ~ン ミン ミ~ンと鳴くミンミンゼミだ。
昨日のことだが、ゼミが路上に転がっているのを見た。目線の高さから見たとき、もうはやセミが死んでるのかと思ったが、セミはひっくり返ってはいんかった。生きてはいるが、あまり活発さはない。寿命が尽きかけているのは間違いない。
そんなセミを接写してみた。
キレイなミドリ色をしたセミ。ミンミンゼミ。
8月上旬のこの時期は、まだセミの鳴き声もうっとおしくない。うっとしいのは真っ黒なアブラゼミ。うだるような暑さそのもののアブラゼミはまだ登場していない。
ミンミンゼミのあとは真夏のアブラゼミ、そして夏が終わりかけた頃にはツクツクボウシ。それ以外にも多くの種類のセミがいるのだろうが、そんなセミが 7年間も幼虫として土の中で生きているのかと思うと、じつに不思議な感じになる。
カゲロウほど薄命ではないが、「セミの命は短くて・・・」とつぶやきたくなる。
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