(三番瀬の干潟から沖合を見る 筆者撮影)
東京湾に面した船橋の三番瀬。東京湾に残る貴重な浅瀬と干潟。シーズン中は潮干狩りで大混雑だが、シーズン以外はじつに静かなものだ。
8月最後の日に海を見に行く。キラキラと光る海。押せては引いていく波のリズムと自分を同期させる。自然に身をゆだねる心地よさ。
(砂浜に波が作り出した紋様 筆者撮影)
潮が引いた干潟を歩いてみる。 歩けばいろんな魚介類が打ち上げられているのを目にすることになる。
ワタリガニ、エイの子ども、カキ、アサリ、ホンビノス、そしてゼラチン質のかたまりであるクラゲ。
(波打ち際にワタリガニの死骸 筆者撮影)
(すでに干からびたエイの子ども 筆者撮影)
(カキの貝殻 筆者撮影)
(クラゲは夏の定番 筆者撮影)
いずれも死骸だが、東京湾の生物多様性(biodiversity)をかいま見させてくれる。
死骸しか見ないのは、もし生きていたら、即座に海鳥の餌食になってしまうからだ。海鳥も死骸には見向きもしない。貝殻しかないのは、中身は食べられてしまっているから。
(海辺に群れる海鳥たち 筆者撮影)
東京湾に残る貴重な浅瀬と干潟の船橋の三番瀬は「生物多様性」の宝庫だ。機会があれば、ぜひ一度は訪れてみてほしい。
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