(YouTubeの投稿動画よりスクショ・・)
つい最近のことだが、韓国で「青い珊瑚礁」が大騒ぎになっているワケ Z世代から40代までがハマり始めている(東洋経済オンライン 2024年7月13日)という記事を興味深く読んだ。
近年、日本の1980年代の City Pops が全世界的に人気になっているが、まさか松田聖子の「青い珊瑚礁」(1980年)が韓国で爆発的人気だとは!!!
日本人として、松田聖子と同世代のファンとして、たいへん驚きであり、たいへんうれしい。
Youtubeで検索すると、韓国人がアップした今年2024年6月27日の東京ドーム公演での動画がたくさんでてくる。そのうち2つだけ引用しておこう。
日本語の歌詞をソロで歌っているハニ(하니 Hanni)は、New Jeans というK-POPの5人組ガールズグループのメンバーの一人。韓国の大手芸能事務所、HYBEの傘下レーベルであるADORに所属。
ところが、ハニは韓国人ではなく、ベトナム系オーストラリア人二世だという。本名は、ファム・ゴック・ハン(Phạm Ngọc Hân / 范玉欣)。両親がベトナム人なので本人もベトナム語もわかるが、英語と韓国語の方が得意なのだとか。
1980年当時19歳だった松田聖子の「青い珊瑚礁」を、42年後の2024年のいま19歳のハニが歌う。しかも、韓国のガールズグループのメンバーで、ベトナム系オーストラリア人の女性が、日本語の歌詞のままで!
松田聖子も韓国では人気があるようだ。YouTube には松田聖子のオリジナルも韓国人によって多数アップされている。
それにしても、東アジアを舞台にした「クロスカルチャー新時代」の到来というべきだろうか。
ハニが歌っている動画では、東京公演での日本のファンの熱烈な歓迎ぶりも示されている。おそらく、42年前の松田聖子の「青い珊瑚礁」はリアルタイムでは体験していないだろう。そして、その動画が韓国でまた歓迎されている。
時代の変化を感じるなあ。今後の日韓関係を率いていくのは、間違いなく若い世代である。もちろん、仕掛け人である韓国人プロデューサーのマーケティングセンスも光っている。
<関連記事>
・・「ソウル聯合ニュース」からの転載記事
松田聖子「青い珊瑚礁」海外でヒットする日本楽曲TOP10入り 再発見される“旧譜” (Yahoo!ニュース、2024年7月22日)
(2024年7月24日、25日、26日、8月1日 情報追加)
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