2020年3月24日火曜日

JBPressの連載コラム第74回は、「繰り返される中国とイタリアの悲劇的な濃厚接触-パンデミックはグローバリゼーションを終わらせるのか」(2020年3月24日)


JBPressの連載コラム第74回は、繰り返される中国とイタリアの悲劇的な濃厚接触-パンデミックはグローバリゼーションを終わらせるのか」(2020年3月24日)
⇒ https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59812

イタリアの感染爆発が止まらない。なぜ、中国から遠く離れたイタリアで新型コロナウイルスの感染爆発なのか? 

新型コロナウイルスの感染源の中国、欧州で最初に感染者が急増したイタリア、そしてパンデミック。 

「中国・イタリア・パンデミック」という、この三題噺ともいうべき組み合わせをどこかで見たような記憶が想起されないだろうか? 

大学学部時代に歴史学を専攻し、「中世フランスにおけるユダヤ人の経済生活」というタイトルで卒論を書いた私が想起するのは、14世紀にパンデミックとなった「黒死病」(ペスト菌による感染病)のことだ。 

「黒死病」(1348年)というパンデミックが猛威を振るい、ユダヤ人が虐殺された。

地球寒冷化によってユーラシア大陸を広域にわたって支配したモンゴル帝国は崩壊「パックス・モンゴリカ」(=モンゴルの平和)が終わり、それにともないグローバリゼーションは終わった

グローバリゼーション崩壊後に残ったのは、個々の「地域経済圏」である。

続きは本文にて・・ https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59812









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