現在までに、47都道府県のほぼすべてにいっている私が、いまだ訪れたことがなかったのが山形県。その日本海沿岸部に拡がる庄内平野と背後になだらかな山容をしめしている出羽三山。
「庄内平野と出羽三山への旅」と題した今回の旅のテーマは以下のとおりであった。
① 「山伏修行体験塾」(二泊三日)に参加すること
② 出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)をすべて歩くこと
③ 即身成仏による「ミイラ仏」を実際に見ること
④ 庄内地方が生んだ 大川周明、石原完爾ゆかりの地をまわること
1週間にしてはかなり盛りだくさんの旅であったが、かなり充実したものとなった。
記憶が失せてしまわないうちに、旅の記録を紀行文風に綴ってみたのが、「庄内平野と出羽三山への旅」全12回である。
紀行文あり、修行体験記あり、背景解説のコメントあり、書評あり。これまた盛りだくさんの内容になっている。
編集長兼ライターという特権を享受できるのが、このブログという「個人雑誌の」の強みであり、面白さでもある。
この文章が、みなさんのお役に少しでも立つのであれば、執筆者冥利に尽きるというものです。どうぞご覧あれ。
ボナペティ(Bon Appetit !)
(1) はじめに
(2) 酒田と鶴岡という二つの地方都市の個性
(3) 「山伏修行体験塾」(二泊三日)に参加するため羽黒山方面に移動
(4) 「山伏修行体験塾」(二泊三日) 初日の苦行は深夜まで続く・・・
(5) 「山伏修行体験塾」(二泊三日) 二日目は早朝から夜中まで実に長い一日だった・・・
(6) 「山伏修行体験塾」(二泊三日) 最終日の三日目が終了! 精進落としの楽しみとは・・・
(7) 「神仏分離と廃仏毀釈」(はいぶつきしゃく)が、出羽三山の修験道に与えた取り返しのつかないダメージ
(8) 月山八号目の御田原参籠所に宿泊する
(9) 月山八号目から月山山頂を経て湯殿山へ縦走する
(10)松尾芭蕉にとって出羽三山巡礼は 『奥の細道』 の旅の主目的であった
(11) 湯殿山で感じる「出羽三山の奥の院」の意味
(12) 庄内平野の湯殿山系「即身仏」(ミイラ仏)を見て回る
<番外編>
書評 『世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られたのか』(岡田芳郎、講談社文庫、2010 単行本 2008)
「山伏修行体験塾 2011 東京勧進」 に参加-ヤマガタ・サンダンデロ(銀座)にて山形の食材をふんだんにつかった料理とお酒を存分に楽しんできた(2011年11月11日)
<参考サイト>
山伏(体験)wikipedia
「いでは文化記念館」(羽黒山)の「山伏修行体験塾」
宿坊・大聖坊が主催する山伏修行体験・・民俗写真家・三好祐司が日本各地の民俗・風習を訪ね歩いた記録。「いでは文化記念館」以外が主催する「山伏修行体験塾」以外の山伏修行。
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