2018年9月26日水曜日

あきづき(秋月)、この梨がうまい!-お尻を見れば「あきづき」とわかる


幸水から豊水へ、そして秋月(あきづき)へ。中秋の名月でしたね。十五夜ですね、梨の季節も中盤に入って、いよいよ真打ちの登場。あきづき、です。秋月、です。

毎年おなじことを書いてますが、この梨はうまい! 甘くて旨い。古代日本語では、あまい=うまい。だけど、お値段は高い(^_-) 一ヶあたり300円前後。安くはありません・・・

千葉県以外の販売状況は知りませんが、産地の千葉県北西部では店頭に並んで普通に販売されております。まあ、産地ならではの役得。地産地消であります。いや正確にいえば「千」産「千」消(と、千葉県では、このフレーズを推奨)。 もし店頭で見つけたら、ためらうことなく買って味わってみることをおすすめしますよ!

どの銘柄の梨も似たようにみえるかもしれませんが、あきづきはお尻(?)を見れば一目瞭然です(写真)。あとは、食べてみるだけ。ぜひ食べてみてください。


<ブログ内関連記事>

"あきづき" という梨の新品種について (2009年9月17日)


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JBPress連載コラム第35回目は、「今こそ日本が振り返るべき100年前の海軍の活躍-第1次世界大戦で地中海に派遣された帝国海軍、そのミッションとは?」(2018年9月25日)


JBPress連載コラム第35回目は、今こそ日本が振り返るべき100年前の海軍の活躍-第1次世界大戦で地中海に派遣された帝国海軍、そのミッションとは?」⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54159

今回も、JBPressの編集部による「リード文」がついてますので、そのまま引用しておきましょう。 


日本人の多くはあまり認識していないが、日本は第1次世界大戦に「連合国」の一員として参戦し、戦勝国となった。その際、日本が受け持った重要な作戦の1つに、ドイツの潜水艦「Uボート」から連合国の船舶を護衛するミッションがあった。『ビジネスパーソンのための近現代史の読み方』の著者、佐藤けんいち氏は、日本は100年前に「海を守った」経験を改めて振り返り今に役立てるべきだという。(JBpress)

帝国海軍は青島攻略作戦だけではなく、英国からの要請で2つの重要な作戦に参戦している。それは“太平洋全域とインド洋におけるドイツ艦隊の追跡”と、“地中海における護衛艦作戦”である。

前者は、青島港を母港とするドイツ東洋艦隊を太平洋全域とインド洋から駆逐して、船舶運航の安全を確保する作戦であり、後者は、日本から遠く離れた地中海で、ドイツの潜水艦「Uボート」と武装商船による「通商破壊作戦」から連合国の船舶を護衛する作戦であった。

今回はこの2つの作戦を取り上げて、英国や米国、そして日本のような「海洋国家」にとって海軍の存在意義がどこにあるのか、なぜ日本は「第2次世界大戦」で敗戦国となったのかについて、考えるヒントを提供したいと思う。

地政学的に考えれば、日本の生存にかかわる「シーレーン防衛」問題は、100年前も現在も変わらないのである。

(つづきは本文で) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54159


次回のコラム公開は、10月9日(火)です。お楽しみに!



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JBPress連載コラム第34回目は、「日本に住みつき「技術」を伝えたドイツ人捕虜たち 戦場は中国・青島、第1次世界大戦で戦った日本とドイツ」(2018年9月11日)

潜水艦もの映画を2本続けて見たー『Uボート』と『原子力潜水艦浮上せず』は、艦長のリーダーシップに注目!

「第一次世界大戦」の勃発(1914年7月28日)から100年-この「世界大戦」でグローバル規模のシステミック・リスクが顕在化

「サラエボ事件」(1914年6月28日)から100年-この事件をきっかけに未曾有の「世界大戦」が欧州を激変させることになった

書評 『毒ガス開発の父ハーバー-愛国心を裏切られた科学者-』(宮田親平、朝日選書、2007)-平時には「窒素空中固定法」で、戦時には「毒ガス」開発で「祖国」ドイツに貢献したユダヤ系科学者の栄光と悲劇




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2018年9月17日月曜日

潜水艦もの映画を2本続けて見たー『Uボート』と『原子力潜水艦浮上せず』は、艦長のリーダーシップに注目!


ドイツ映画の『Uボート』(1981年)のディレクターズカット版(1996年)と、アメリカ映画の『原子力船浮上せず』(1977年)をDVDで2本続けて見た。

ずいぶん前だが、冷戦時代の米ソ対立を潜水艦の世界を舞台に描いた、トム・クランシー原作でショーン・コネリー主演の『レッド・オクトーバーを追え』は見ているが、上記2本は見たことがなかったからだ。見たいと思いながらも、ずいぶん月日がたってしまった。



『Uボート』は、ドイツが第一次世界大戦から実戦投入した潜水艦だ。Uボートとは、ドイツ語の Unterseeboot の略。Untersee とは、英語でいえば under the sea のことである。水面下を航海するボートということになる。

「通商破壊作戦」で多大な成果をあげて、「7つの海」を支配していた英国を中心とする連合国を震え上がらせた存在であった。「無差別潜水艦作戦」の宣言によって、図らずも米国の参戦を招いて、結果的にドイツの敗戦につながったことは「意図せざる結果」の実例として数えることができるだろう。あまりにも強すぎるドイツが、かえってドイツ敗戦をもたらした皮肉。

映画『Uボート』は、舞台背景は第二次世界大戦末期、ドイツの敗色が濃くなりつつあった時代、占領地フランス北部の軍港から出航したUボートの最期までが描かれる長編映画である。

ディレクターズカット版の『Uボート』は209分ときわめて長い。3時間以上もある。正直いってくたびれた。見るのに体力を要する。だが、後半の1/3の、攻撃によって海底に沈没したU96潜水艦が自力で浮上を試みるシーンは、重苦しくて精神的圧迫感を受けながらも、手に汗握る思いがした。予想外のラストシーンには、さすがヨーロッパ映画だな、という感慨をもつ。予定調和でハッピーエンドが常道のハリウッド映画にはありえない結論だ。

『Uボート』で印象的ななのは、艦長はじめ士官クラスが、ときおり英語を交えてしゃべっている点である。潜水艦内で「遥かなティペラリー」(It's a Long Way to Tipperary)を合唱するシーンもあった。交戦国の英国で、第一次世界大戦で流行した歌謡曲である。いったん航海が始まれば、完全に艦長が支配する世界となる潜水艦においては、ヒトラーに迎合する姿勢がいっさい見られないのである。



『原子力船浮上せず』(原題は Gray Lady Down)は、日本語タイトルどおり、大型船との接触事故でノルウェー沖の大西洋の海底に沈没した潜水艦が、紆余曲折を経ながら救助される救出作戦とを描いた作品だ。退役間近で最後の航海となった艦長のリーダーシップと、部下の犠牲に直面して苦悩する内面を描いたものでもある。こちらも重苦しくて精神的圧迫感を受けながらも、手に汗握る思いで最後の最後まで引きつけられた。

第二次世界大戦で猛威を振るったドイツ海軍のUボートはディーゼルエンジン、1970年代のアメリカ海軍は原子力エンジン。1970年代の米国の原子力潜水艦(・・これは、まさに米ソ冷戦時代)と比べると、1940年代のディーゼルエンジンのUボートがなんと牧歌的なことか、という印象を受ける。

映像を見ていると、基本性能だけでなく。居住性の違いも歴然としている。Uボートの居住性の悪さは、かなり印象的だ。バラストを海水だけでなく、隊員の移動でおこなっている。

この2つの映画に共通するのは、「沈没した潜水艦」が浮上するというテーマだ。ジブラルタル海峡の強行突破作戦に失敗し、連合軍の攻撃で沈没してしまった『Uボート』では、自力での再浮上に成功し、大型船との衝突で海底に沈没した『原子力潜水艦浮上せず』では救出作戦によってかろうじて隊員が脱出できる設定になっている。

「沈没した潜水艦」は、文字通り「鉄の棺桶」状態。浮上できなれば全員死ぬことになる。兵と下士官 だけでなく士官クラスにも、パニックで精神に変調を来してしまう者がでてくるのも当然だろう。

結局のところ、乗組員の命が助かるかどうかは艦長のリーダーシップ次第なのだということなのだ。沈着冷静な態度に徹し、弱音は絶対に部下の前では吐かない、弱気な態度は絶対に部下の前では見せない。弱気は不安を呼び起こすからだ。 

潜水艦映画とは、つまるところ「リーダーシップの教科書」なのだな、と。








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『レッド・オクトーバーを追え!』のトム・クランシーが死去(2013年10月2日)-いまから21年前にMBAを取得したRPIの卒業スピーチはトム・クランシーだった

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映画 『キャプテン・フィリップス』(米国、2013)をみてきた-海賊問題は、「いま、そこにある危機」なのだ!

海上自衛隊・下総航空基地開設51周年記念行事にいってきた(2010年10月3日)
・・潜水艦を発見するための対潜哨戒機の練習基地

書評 『平成海防論-国難は海からやってくる-』(富坂聰、新潮社、2009)-「平成の林子平」による警世の書

書評 『海洋へ膨張する中国-強硬化する共産党と人民解放軍-』(飯田将史、角川SSC新書、2013)-事実を淡々と述べる本書で正確な認識をもつことが必要だ


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2018年9月16日日曜日

山崎豊子の最後の小説であり遺著となった『約束の海』(2014年刊行)-未完の作品だが読む価値あり


山崎豊子の最後の小説であり遺著となった『約束の海』を読んだ(注*)。ちょうどいまから30年前の1988年、海上自衛隊の潜水艦と遊漁船が衝突して多くの犠牲者が出た「なだしお事件」をモデルにした小説だ。

主人公は28歳の潜水艦勤務の海上自衛隊士官等身大の主人公であるがゆえに読ませるものがある(しかも自分とは1歳違いだ)。構想段階では第三部まであったようだが、第一部が完成した段階で著者が亡くなった。そのために遺著となってしまったが、読み応えのある小説だった。

読んでいて思い出したが、30年前の「なだしお事件」での自衛隊バッシングは、それはもうひどいものだった時代背景は冷戦末期で、主人公たちは日本海でソ連の原子力潜水艦を追尾する任務を遂行している。小説の第一部はベルリンの壁が崩壊した時点で終わる。
   
著者は「あとがき」で、とりわけ取材に苦労したと書いているが、苦労しただけあって海上自衛隊の潜水艦と勤務にかんする記述のディテールが詳しい。それだけでも読む価値のある作品となっている。

ずいぶん昔のことだが、元大本営参謀でシベリア抑留から帰国後に伊藤忠会長にまでなった瀬島龍三をモデルにした大作『不毛地帯』がビジネスパーソン必読書(!)として推奨されていたので読んだことがあるが、もしかすると、この作品がそれにつぐものとなったかもしれないと思うと、残念な気がしないでもしないではない。

とはいえ、未完に終わった『約束の海』は、読んでいろんなことを考えさせる作品だ。一気に読んでしまった。


*2018年5月31日にFBに投稿したもの。加筆修正を加えた上で、ここに再録することにした。




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■日本の「海防」

書評 『平成海防論-国難は海からやってくる-』(富坂聰、新潮社、2009)-「平成の林子平」による警世の書

書評 『海洋国家日本の構想』(高坂正堯、中公クラシックス、2008)-国家ビジョンが不透明ないまこそ読むべき「現実主義者」による日本外交論

書評 『日本は世界4位の海洋大国』(山田吉彦、講談社+α新書、2010)-無尽蔵の富が埋蔵されている日本近海は国民の財産だ!


■「仮想敵国」はソ連から中国へ

書評 『尖閣を獲りに来る中国海軍の実力-自衛隊はいかに立ち向かうか-』(川村純彦 小学館101新書、2012)-軍事戦略の観点から尖閣問題を考える

書評 『海洋へ膨張する中国-強硬化する共産党と人民解放軍-』(飯田将史、角川SSC新書、2013)-事実を淡々と述べる本書で正確な認識をもつことが必要だ

書評 『語られざる中国の結末』(宮家邦彦、PHP新書、2013)-実務家出身の論客が考え抜いた悲観論でも希望的観測でもない複眼的な「ものの見方」


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2018年9月15日土曜日

喉元過ぎれば熱さを忘れる?-「リーマンショック」から10年(2018年9月15日)


2018年9月15日は、その後「リーマンショック」と呼ばれることになった「世界金融危機」が勃発してから10年になる。1998年のこの日、アメリカの大手証券会社リーマンブラザースが破綻したのだ。

もうすっかり忘れているかもしれないが、「リーマンショック」は、その日突然というよりも、その後じわじわと世界中に拡がっていく性格をもった金融危機であった。日本もまた例外ではなく、そのなかに巻き込まれたのであり、気がついたときには不況のまっただ中に放り出されていた。

日本では、さらにさかのぼること、その10年前、すなわち1998年には長銀が破綻している。長銀とは、いまは亡き日本長期信用銀行のことだ。ことしはリーマンショックから10年の年であるとともに、長銀破綻から20年の年でもある。私自身その渦中にいただけに、記憶はナマナマしい。

1997年から始まった日本の金融危機が、三洋証券、山一証券と波及し、その翌年には長銀、日債銀が破綻して国有化、金融業界も再編と集約化が一気に進むことになった。今は昔の物語である。その当時はまだ生まれていなかった大学生1年生にとっては、すでに日本近現代経済史の一コマかもしれない。

このように振り返ってみると、ことし2018年が金融危機の年と連想されてもおかしくないのだ。はたしてどうなるかはわからないが、リーマンショック級の金融危機が発生しないことを祈りたい。

すくなくとも、2008年の「世界金融危機」の発生源となったアメリカ経済について、とくに金融という側面から考えるうえで読むことを勧めたいのが『超・格差社会アメリカの真実』(小林由美、文春文庫、2009)だ。これは2006年の日経BP版の増補版。資本主義の総本山であるビジネス国家アメリカを理解するためには、必読書といっていい。

同著者の第2弾である超一極集中社会アメリカの暴走』(新潮社、2017)は、もう格差が止まらないどころか、勝者総取り(The winner takes it all)状態のアメリカに絶望さえ感じさせる内容になっている。

こういった本を読んだから、どうなるというものではないが、人間はイヤなことはすぐに忘れていまうことで精神的均衡を保っている面もあることを考えれば、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とならないよう、あえてイヤなことを思い出すことも必要ではないだろうか。

つぎの金融危機が、いつになるかは現時点ではわからないが・・。備えあれば憂いなし!?






<ブログ内関連記事>

書評 『マネー資本主義-暴走から崩壊への真相-』(NHKスペシャル取材班、新潮文庫、2012 単行本初版 2009)-金融危機後に存在した「内省的な雰囲気」を伝える貴重なドキュメントの活字版

書評 『世紀の空売り-世界経済の破綻に賭けた男たち-』(マイケル・ルイス、東江一紀訳、文芸春秋社)-アメリカ金融業界の周辺部からリーマンショックに迫る人間ドラマ

書評 『ブーメラン-欧州から恐慌が返ってくる-』(マイケル・ルイス、東江一紀訳、文藝春秋社、2012)-欧州「メルトダウン・ツアー」で知る「欧州比較国民性論」とその教訓

書評 『超・格差社会アメリカの真実』(小林由美、文春文庫、2009)-アメリカの本質を知りたいという人には、私はこの一冊をイチオシとして推薦したい

CAPITALISM: A LOVE STORY 
・・ムーア監督2009年の作品『キャピタリズム-マネーは踊る』

『資本主義崩壊の首謀者たち』(広瀬 隆、集英社新書、2009)という本の活用法について

「宗教と経済の関係」についての入門書でもある 『金融恐慌とユダヤ・キリスト教』(島田裕巳、文春新書、2009) を読む




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2018年9月11日火曜日

JBPress連載コラム第34回目は、「日本に住みつき「技術」を伝えたドイツ人捕虜たち 戦場は中国・青島、第1次世界大戦で戦った日本とドイツ」(2018年9月11日)


JBPress連載コラム第34回目は、「日本に住みつき「技術」を伝えたドイツ人捕虜たち 戦場は中国・青島、第1次世界大戦で戦った日本とドイツ」(2018年9月11日)⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54058

今回は、JBPressの編集部による「リード文」がついてますので、そのまま引用しておきましょう。 


第1次世界大戦時、日本に多くのドイツ人捕虜がいたことを知っているだろうか。彼らは、中国・青島から連行されたドイツ兵。その一部は大戦後も日本にとどまり、さまざまな技術を伝え、日本の発展に寄与した。第1次大戦において日本が英国と共に実行した「青島攻略戦」と、その後のドイツ人捕虜による知られざる「技術移転」を紹介しよう。(JBpress)

いまから100年前、ハムやソーセージはドイツ人捕虜から日本に伝わったという事実、皆さんは知ってますか?

(つづきは本文で) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54058


次回のコラム公開は、9月25日(火)です。お楽しみに!



<ブログ内関連記事>

フォルクスワーゲンとヒトラー、そしてポルシェの関係

書評 『あっぱれ技術大国ドイツ』(熊谷徹=絵と文、新潮文庫、2011) -「技術大国」ドイツの秘密を解き明かす好著

ドイツ製文房具は機能的でかつデザインもよい-鉛筆に特化したシュテットラー社は「隠れたチャンピオン」

ドイツが官民一体で強力に推進する「インダストリー4.0」という「第4次産業革命」は、ビジネスパーソンだけでなく消費者としてのあり方にも変化をもたらす

「自分の庭を耕やせ」と 18世紀フランスの啓蒙思想家ヴォルテールは言った-『カンディード』 を読む

書評 『未完のファシズム-「持たざる国」日本の運命-』(片山杜秀、新潮選書、2012)-陸軍軍人たちの合理的思考が行き着いた先の「逆説」とは

(2018年9月26日 情報追加)


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