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2011年1月28日金曜日

sour grapes  負け惜しみ



 sour grapes とは、直訳すれば「酸っぱいブドウ」のことである。
 この表現がなぜ慣用表現で「負け惜しみ」を意味するのか?

 これは英語だけを眺めていてもわからない。

 「イソップの寓話」にある「キツネとブドウ」の寓話を思い出してみよう。

 キツネがよく実ったブドウを見つけるて食べようとするのだが、何度ジャンプしてもブドウには届かない。キツネは悔し紛れに負け惜しみの捨てゼリフを残して立ち去る。「どうせこんなブドウはすっぱくてまずいに決まっている。誰が食べるもんか、へん」。ざっとこんな内容のお話であった。

 「ウサギとカメ」もそうだが、古代ギリシアの「イソップの寓話」は、世界各地に拡がって大きな影響を与えている。英語では The Fax and the Grapes(キツネとブドウ) として有名な話である。

 じっさいに、このブドウが甘いか酸っぱいかは、キツネならずとも誰にもわからない。
 キツネの捨てゼリフは「負け惜しみ」という心理的な合理化機制だが、人生の知恵ではある。届かなかったことは仕方ない、こだわりすぎても時間のムダだ。

 英語表現としては、「サワーグレープス」sour grapes と複数形であることに注意しておきたい。



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