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2018年2月23日金曜日

甘くてうまい「たんかん」は4つに切ると食べやすい


教育諮問委員を務めている玉川学園より季節のいただきもの。鹿児島県南さつま市坊津町産の「たんかん」

玉川学園の創立者である小原國芳が、坊津出身のため、栽培農家に生産を依頼しているのだそうだ。例年は「ぽんかん」をいただいているのだが、今年は「ぽんかん」である。理由は定かではない。

ことしは九州も雪が多いので心配だったが、南国の便りをありがとうございます!


「たんかん」は、果実が皮から離れにくいので、そのままむくのは難しいが、4つに切ると皮をむきやすくて食べやすくなる。袋ごとそのまま食べると、甘くてうまいあまり酸味を感じない柑橘類である。ジュース代わりに、そのまま果実を食べるのも乙なものだ。

「たんかん」(桶柑)の原産地は、中国南部の広東省で、その後、台湾を経て日本の南西諸島に移植されたという。wikipediaの記述を引用しておこう。

タンカン(桶柑、短柑、学名:Citrus tankan)は、ミカン科の常緑樹。ポンカンとネーブルオレンジの自然交配種のタンゴール (tangor) の一種。
タンカンには「桶柑」(タンカン)の字があてられており、中国で行商人が木桶で持ち歩いたがこの由来とされる。また「短柑」、「年柑」などとも呼ばれる。中国広東省が原産地で、1789年に台湾北部の新荘に導入された。日本には1896年(明治39年)頃に台湾から奄美大島を始めとする南西諸島へ移植された。1929年(昭和9年)頃に本格的な栽培が始まった。現在の主な産地は中国広東省、福建省、台湾中・北部、日本の鹿児島県の屋久島、奄美大島などと沖縄県である。

じつは、これまでそれと知っていて「たんかん」を食べた記憶がない。もしかすると食べているかもしれないが、ネーブルと思って食べていたのが、「たんかん」だったのかもしれない。甘さがネーブルに似ているからだ。

いずれにせよ、南国のフルーツは甘くておいしいという点においては、「たんかん」もまた例外ではないということだ。


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