これはスダチではありません。
写真だとわからないかもしれませんが、
大きさがぜんぜん違います。
これはスダチではなくてナツミカン。
九月の夏みかんは「青い果実」。いや「緑の果実」。
夏みかんは、熟すまでの時間がすごく長い。
しかも熟すのは盛夏ではなく初夏。
夏みかんというのは不思議なネーミングだ。
さまざまな柑橘類が日本の食卓に登るようになって
皮の厚い夏みかんの存在感が薄れつつあるが、
温州ミカンとならんで夏みかんは日本を代表する柑橘類。
夏みかんは実が潮の流れの乗って漂着したことから
山口県で栽培が始まったという起源のストーリー(=ヒストリー)が面白い。
没落士族の救済策として栽培が奨励されたのだ、と。
椰子の実だけでなく、柑橘類もまた漂着物なのです。
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