JBPress連載コラム13回目は「31歳のイケメン首相誕生か?オーストリアに注目せよ-「ハプスブルク帝国」崩壊から100年、今も中欧で求心力を発揮」
⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51624
先日の2017年10月15日にオーストリアで実施された総選挙(下院選挙)で第1党の座を確保した国民党の党首セバスティアン・クルツ氏が、世界中の注目を浴びている。
その理由は、クルツ氏がなんとまだ31歳という若さで、しかも貴公子然とした甘いマスクのイケメンだからだ。
栗色の髪の毛をオールバックにしたヘアスタイルが個性的だが、若き日のバイエルン国王ルートヴィヒ2世を想起させるものがある(下の写真)
(左がクルツ氏、右はルートヴィヒ2世 筆者作成)
中欧のオーストリアでは中道右派が総選挙で第一党になり、右派ポピュリスト政党との連立交渉の真っ最中にある。ポーランドでもハンガリーでも右派政権。オーストリアの翌週に総選挙が実施されチェコでも中道右派が第1党になり第2党の極右政党よ連立交渉中だ。
中欧で相次ぐ右派政権誕生は「共振現象」か?
ハプスブルク帝国が崩壊した1918年11月11日から今年は100年目。 ハプスブルク帝国は、現在のハンガリーとチェコ、スロヴァキア、ポーランドの一部、ウクライナの一部、スロヴェニア、クロアチアなど広範囲にわたって支配した中欧の帝国であった。
オーストリアを中核にした「中欧」に注目!
(つづきは本文にて)
ぜひご一読ください。
次回のコラムは、12月5日公開予定です。お楽しみに!
<ブログ内関連記事>
書評 『ハプスブルク帝国、最後の皇太子-激動の20世紀欧州を生き抜いたオットー大公の生涯-』(エーリッヒ・ファイグル、北村佳子訳、 朝日選書、2016)-第一次世界大戦後から冷戦構造崩壊までのヨーロッパ現代史
「サラエボ事件」(1914年6月28日)から100年-この事件をきっかけに未曾有の「世界大戦」が欧州を激変させることになった
オーストリア極右政治家の「国葬」?
・・オーストリア共和国の政治風土の一端について取り上げた
バイエルン国王ルートヴィヒ2世がもっとも好んだオペラ 『ローエングリン』(バイエルン国立歌劇場日本公演)にいってきた-だが、現代風の演出は・・・
(2017年5月18日発売の新著です)
(2012年7月3日発売の拙著です)
ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。
ご意見・ご感想・ご質問は ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。
禁無断転載!
end