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2010年7月28日水曜日

映画 『シスタースマイル ドミニクの歌』(Soeur Sourire)を見てきた





映画 『シスタースマイル ドミニクの歌』を見てきた。場所は、東京・銀座のシネスイッチにて。
 

◆2009年 フランス/ベルギー映画 124分
◆監督:ステイン・コニンクス
◆出演:セシル・ド・フランス、サンドリーヌ・ブランク



映画の概要

 日本でも東京オリンピックの頃、ペギー葉山やザ・ピーナッツによってカバーされて大ヒットしたという(・・その当時の記憶は私にはありませんが)名曲「ドミニク」を作詞作曲し歌ったベルギー人修道女の物語。

 この映画は、ある一人の女性の「自分探し」と、成功と挫折の人生の物語である。俗名ジャニーヌ・デッケルス(1933-1985)という、ベルギーの首都ブリュッセルに生まれた、実在のシンガーソングライターの実話をもとにしている。

 物語は、まだ女性が自由に自分の人生を生きることが可能ではなかった1950年代後半、人生の意味を感じることができない女性が、現実から脱出したい思いから、伝道者としてアフリカに派遣される可能性に賭けて、ドミニコ会の修道院に入ることから始まる。

 修道院で、歌の才能を見いだされた主人公は、宣伝になるというカトリック教会組織上層部の強い引きもあって、聖ドミニコの生涯を軽快なリズムで歌にした「ドミニク」で1963年にレコードデビュー、爆発的なヒットによって「歌う修道女」(The Singing Nun)として世界的に有名になる。

 その後、さらに歌で自分を表現したいという気持ちを抑えきれずに還俗して修道院を飛び出すが、待っていたのは挫折につぐ挫折の連続であった・・・

 映画の最後近く、自作の Avec toi, je veux partir toute la vie. というフランス語の歌詞の歌が流れる。

 「あなたと一緒に、生涯ずっと行きたい・・」という意味だが、フランス語を耳で聴いていると、女友達を指した avec toi のように聞こえるが、神のことを指した avec Toi かもしれない。おそらく両方の意味をもたせているのだろう。

 深くて静かな感動が心に残る。


 
ベルギー現代史とカトリック教会の大変革という時代背景

 時代背景は、第二次大戦の終了からすでに14年たって経済的には復興されていたものの、まだまだ世の中全体が戦前を引きずっていた。女は結婚して家族をつくり家業を引き継げという、親たちの世代の保守的な価値観が支配していた時代である。ベルギーはカトリックが圧倒的に多い地域だから、余計そういう保守的な傾向が強かったのだろう。

 映画に登場する白黒テレビには、時の教皇ヨハネ23世が説教するシーンがでてくる。

 この教皇のもと、1962年10月から、次のパウロ6世の1965年11月にかけて、いわゆる「第二バチカン公会議」(Vatican Ⅱ)という、カトリックの大改革に向けての激論が交わされていた頃だ。

 カトリック教会じたいが、変貌する現代社会のなかで、布教方針をめぐる価値観の一大転換期の前後にあった。価値観のゆらぎがはじまていた時代とは、保守派と革新派のせめぎあいの時代である。

 時代転換期の狭間にあった主人公は、自我の解放という時代の申し子であった。俗世間の価値観の変化のほうがはるかに進行は早い。
 こういう時代のなか、人生の意味を求めてさまよった魂は、現代風にいえばまさに自分探し(soul searching)の人生だった。定められた運命から脱出するために修道院に入るというのは、直情径行型の人間であったためだろうか、熟慮の結果であったのかどうかはわからない。
 しかし主人公がもらしたセリフ、「自由になりたい、だけど縛られたいという気持ちもある」は、彼女に限らず多くの人にとってホンネではないだろうか。

 ちなみに主人公が入った修道院は、清貧で有名なドメニコ会のフィッシャーモント(Fischermont)修道院で、場所はナポレオン戦争で英仏軍が激突したワーテルロー(ウォータールー)にある。風光明媚な田舎である。

 外界から守られた空間である修道院内部では、基本的に無所有で、ベネディクト会ではないが、「祈り、かつ働け」(ora et labora)というシンプルライフで、波風のない静かな日々を送ることになる。

 生まれるのが少し早すぎたのか、それとも遅すぎたのか。主人公もまた修道女となったものの、時代の子であった。

 アフリカ伝道行きが決まって、修道院から派遣されてルーヴァン・カトリック大学で聴講するシーンがでてくるが、1963年当時の修道女と大学生たちとのライフスタイルの違いは、大きなコントラストとして描かれる。

 聖ドミニコのように伝道(ミッション)に生きたいという主人公。ベルギーの修道会であるから、アフリカといえば何よりもコンゴを指している。

 ベルギー領コンゴは、1960年に宗主国ベルギーから独立、しかし以後5年間にわたって内乱が続いた。いわゆる「コンゴ動乱」とよばれた激動期を経験している。

 この間の状況について映画では直接描かれないが、すでに主人公は修道院に入って外界の情報が入ってこなかったということもあるのかもしれない。それとも社会的な問題にはあまり関心がなかったのだろうか。

 こういったことは知らなくても、一人の女性の「自分探し」と成功と挫折の物語として見るのもよい。

 ベルギー現代史やカトリックについてある程度知っていると、より重層的にものを見ることができる。


「スール・スーリール」(Soeur Sourire)

 日本語版のタイトルは、英語風に「シスタースマイル」(Sister Smile)としているが、オリジナルのフランス語 Soeur Sourire のほうが韻を踏んでいるのでコトバの響きがよい。無理矢理に日本語でカタカナ表記すれば「スール・スーリール」となる。

 フランス語の soeur はいうまでもなく姉妹のことで、日本でいうシスター、つまり修道女のことでもある。日本語では修道士を意味するブラザーが定着していないのに、なぜシスターが定着したのか不思議なのだが。

 ちなみに、私は米国に留学中、黒人からはよくブラザー(兄弟!)と呼びかけられていたが、Bro は Brother の略、人間に上下関係を持ち込まず、水平な関係で行こうという素晴らしい考え方なので、これは名誉と捉えるべきだろう。カトリックの修道院とは関係ないのい話である。

 しかしこの「スール・スーリール」という芸名(nom de guerre)の使用権がカトリック教会とレコード会社のフィリップス社にあったため、主人公が還俗してから使用できないことがわかる。そのために苦難と挫折の人生が始まるのである。

 名前がもつ経済的価値と権利関係の問題、こういう観点からこの映画をみることもできるだろう。


ドミニク、すなわち聖ドミニコとは?

 ドミニク(Dominique)とは聖ドミニコ(1170-1221)のこと。ラテン語では聖ドミニクスという。

 カトリックの修道会ドメニコ会の創設者であり、アッシジの聖フランチェスコ(1182-1226)とは同時代人である。

(ジョヴァンニ・ベリーニによる16世紀の肖像画 wikipediaより)


この二人の聖者は何かと比較されがちだが、聖ドメニコの日本での知名度はあまり高くない。

 しかし、ヨーロッパ史においては、ドメニコ会の存在はけっして小さなものではない。聖ドミニコは、異端のアルビジョワ派(カタリ派)が拡がっていたフランスのラングドック地方での伝道を命じられ、裸足で説教して回った。

 ドミニコ会士というと異端撲滅と判を押したようにでてくるが、それは神学の研究に励み、著名な学者を多く輩出したためであり、ドミニコ会から異端審問の審問官に任命されることが多かったからである。

 著名なドミニコ会士には、学問重視の姿勢が反映して、著名人が綺羅星のごとく並んでいる。アルベルトゥス・マグヌス、トマス・アクィナス、マイスター・エックハルト、ジローラモ・サヴォナローラ、ジョルダーノ・ブルーノ、トマーゾ・カンパネッラ、フラ・アンジェリコ、バルトロメ・デ・ラス・カサス・・・このなかには異端として断罪された人物も含まれる。
 
 13世紀のヤコブ・デ・ウォラギネ作『黄金伝説』(Legenda aurea)によれば、聖ドミニコの出生伝説は以下のようなものである。

母は、この子(=聖ドミニクス)をみごもった時、口に燃える松明(たいまつ)をくわえた一匹の子犬が体内をかけめぐる不思議な夢をみたという。子犬は、やがて母のカラダから出て行くと、その松明(たいまつ)で全世界に火を点じた。また、洗礼に立ち会った婦人は、ひとつの明るい星がこの子の額に光っているのを見た。この星は、その後世界中を煌煌(こうこう)と照らしたのである。
(引用は、『黄金伝説』(前田敬作/西井武訳、平凡社ライブラリー、2006) P.104)


 白象が降りてきて右脇からカラダのなかに入ってくる夢を見たという、お釈迦さまの母マーヤ(摩耶)夫人(ぶにん)の例もある。キリスト教でも同様な例があるのは面白い。

 聖ドミニコの母ヨハンナの体内か胎内か、日本語訳からはわからないが、母親の体内をかけめぐった子犬は、聖ドメニコの性格を暗示しているようだ。

 こういう伝説があるので、ドミニコ会士は、迷える羊を主人の牧場に連れ戻す犬の役目を果たしているわけなのだ。つまり異端を説得し、正統な信仰に引き戻す役目である。

 もっとも有名なのがアルビジョワ派への説教である。アルビジョワ派とは、別名カタリ派といい、南フランスのラングドック地方を中心に広がった、極端な禁欲思想を説いた教えである。

 聖ドメニコはアルビジョワ派へ説教を通じて、カトリック伝道には異端派と同様の熱情と厳格主義が必要だと悟って、清貧の生活に入る。聖フランチェスコとは別のアプローチだが、同時代の時代風潮をよく反映しているのではなかろうか。

 この時代については、大学時代のゼミナールのテキストとして使用された『モンタイユー』(ルロワ・ラデュリー)で取り扱われている。大学時代に購読した当時はまだ日本語訳がなく、ゼミテンはフランス語の原文か、そのドイツ語訳を使用していた。その後に洋書店で英語訳をみる機会があったが、英語訳がえらく平明な訳文になっているのには驚いた記憶がある。


 「ドミニクの歌」をはじめて知ったのがいつなのか正確な記憶がないのだが、ずいぶん昔の話のような気がする。軽快なメロディーのこの歌は、私は英語版で覚えていたが、聖ドミニコのイメージは大幅にかわったのではないだろうか? 

 どうしても、カトリックではない私から見れば、高校時代に読んで大いに影響された、東大の中世学者・堀米庸三の『正統と異端-ヨーロッパ精神の底流-』(中公新書、1964)の記憶が強くて、ドメニコ会=異端撲滅という固定観念が強いのだ。その結果、アッシジの聖フランチェスコを賞賛したくなりがちである。

 イタリアの記号学者ウンベル・エーコ原作の映画 『薔薇の名前』においては、フランシスコ会士は単細胞、ドミニコ会士は学識者という単純化がされているが、案外こういう図式分けの法が正しいのかもしれないという気もする。ただし、映画の主人公はフランシスコ会士に設定して意外性を狙っているようだ。

 原作はまだ日本語訳がでていなかったときに英語訳で読んだのだが、ディテールまでは記憶していないので、どうしても映画の記憶のほうが強いのだが・・・


「ドミニク」の歌詞

 オリジナルはフランス語である。ベルギーのフランス語圏出身のジャニーヌ・デッケルスは当然のことながらフランス語が母語である。

 「ドミニクの歌」(Dominique)YouTube映像は、フランス語歌詞を画面でみながら音声を聴ける。

 

Dominique

Dominique, nique, nique
S'en allait tout simplement,
Routier, pauvre et chantant
En tous chemins, en tous lieux,
Il ne parle que du Bon Dieu,
Il ne parle que du Bon Dieu

A l'époque où Jean Sans Terre, d'Angleterre était le roi
Dominique notre père, combattit les albigeois.
[au Refrain]

Certains jours un hérétique, par des ronces le conduit
Mais notre Père Dominique, par sa joie le convertit
[au Refrain]

Ni chameau, ni diligence, il parcourt l'Europe à pied
Scandinavie ou Provence, dans la sainte pauvreté
[au Refrain]

Enflamma de toute école filles et garçons pleins d'ardeur
Et pour semer la parole, inventa les Frères-Prêcheurs
[au Refrain]

Chez Dominique et ses frères, le pain s'en vint à manquer
Et deux anges se présentèrent, portant de grands pains dorés
[au Refrain]

Dominique vit en rêve, les prêcheurs du monde entier
Sous le manteau de la Vierge, en grand nombre rassemblés.
[au Refrain]

Dominique, mon bon Père, garde-nous simples et gais
Pour annoncer à nos frères, la vie et la vérité.
[au Refrain]

(出所:http://www.lyricsdownload.com/the-singing-nun-dominique-lyrics.html


 フランス語圏以外での拡販のため、英語版でもレコーディングされている。

Dominique

Dominique, nique, nique, over the land he plods
And sings a little song
Never asking for reward
He just talks about the Lord
He just talks about the Lord

At a time when Johnny Lackland
Over England was the King
Dominique was in the backland
Fighting sin like anything

Now a heretic, one day
Among the thorns forced him to crawl
Dominique with just one prayer
Made him hear the good Lord's call

Without horse or fancy wagon
He crossed Europe up and down
Poverty was his companion
As he walked from town to town

To bring back the straying liars
And the lost sheep to the fold
He brought forth the Preaching Friars
Heaven's soldier's, brave and bold

One day, in the budding Order
There was nothing left to eat
Suddenly two angels walked in
With a loaf of bread and meat

Dominique once, in his slumber
Saw the Virgin's coat unfurled
Over Frairs without number
Preaching all around the world

Grant us now, oh Dominique
The grace of love and simple mirth
That we all may help to quicken
Godly life and truth on earth

(出所: http://www.lyricsdownload.com/the-singing-nun-dominique-lyrics.html


 「映画の概要」で書いておいた、映画の最後に流れる歌は、大文字の Avec Toi である。歌詞は以下のとおりだが、映画では女友達のことを指しているようにも聞こえるので、実にうまく使っているなあと感心している。 http://www.youtube.com/watch?v=M70SHTk_3YA

Avec Toi

Avec Toi je veux partir toute la vie
Sur les routes du monde entier
Avec Toi je veux partir toute la vie
Chez mes frères du monde entier
Tu m'as tendu la main,
Et mes pas dons les tiens
Te suivront o mon Dieu
Quel que soit le chemin
Avec Toi je veux partir toute la vie
Sur les routes du monde entier
Avec Toi je veux servir toute la vie
Tous mes frères du monde entier
Et j'irai vers ceux-la
Ou Tu me conduiras
Pour chanter, o mon Dieu,
Ton amour et Ta joie
Avec Toi je veux servir toute la vie
Sur les routes du monde entier
Avec Toi f'irai jusqu'au bout de la vie
Sur les routes du monde entier
Avec Toi f'irai jusqu'au bout de la vie
Chez mes frères du monde entier
Comme Toi se donner
Et se perdre et s'user
Pour grandir o mon Dieu
Ton royaume d'amitié
Avec Toi f'irai jusqu'au bout de la vie
Sur les routes du monde entier
Avec Toi je veux partir toute la vie
Sur les routes d'Eternité
Au seuil du Paradis
Tu attendras ma vie
En Tes mains, o mon Dieu
Je remets mon esprit
Avec Toi je veux partir toute la vie
Sur les routes d'Eternité

(出所: http://deckers66.homestead.com/soeursourirelyrics3.html


 Avec Toi(=With Thou)とは、日本語でいえば、お遍路さんの笠に書かれた「同行二人」と同じ意味である。「同行二人」とは、一人歩くお遍路さんは、つねに南無大師遍照金剛、すなわち弘法大師空海と一緒に歩いている、という意味だ。

 一人歩く巡礼者は、けっして一人でも孤独ではない。







<関連サイト>

映画 『シスター・スマイル ドミニクの歌』公式サイト

フランス語版トレーラー(英語字幕つき)

「ドミニクの歌」(Dominique)YouTube映像
Soeur Sourire - Dominique lyrics (フランス語歌詞をみながら音声を聴ける)

ペギー葉山が歌った日本語カバーの歌詞

SOEUR SOURIRE The Singing Nun(英語)

Wikipedia の項目 The Singing Nun(日本語版より情報量が多い)

聖ドミニコ会



PS 『尼僧物語』(アメリカ、1959)はコンゴに派遣された尼僧の物語

ベルギーを舞台にした尼僧の映画はすでに存在していた。『尼僧物語』(アメリカ、1959)である。

時代設定は1920年代。ベルギーに生まれた一女性が志願して修道女となり、当時ベルギー領であったコンゴでの伝道を希望し、ナースとしての訓練を受けた尼僧として献身的な活動、のち第二次大戦中に祖国ベルギーを救うため還俗するという人生を送った尼僧の物語である。

自身もベルギーの首都ブリュッセル生まれであった英国人オードリー・ヘップバーン主演のアメリカ映画である。ストーリーについては、wikipediaの記述を参照されたい。

原作の小説 The Nun's Story は、Marie Louise Habets(1905~1986)という実在の女性をモデルにしたものだという。Sœurs de la Charité de Jésus et de Marie(=Sisters of Charity of Jesus and Mary)というベルギーのヘントに設立された女子修道院に入っている。

うかつなことに、この映画の存在を知らなかったので、本文に反映することが出来なかったのが残念だ。機会があればぜひ視聴したいと考えている。

⇒ Audrey Hepburn: The Nun's Story Trailer (YouTube トレーラー 英語)

(2014年8月13日 記す)





PS2 あらたに聖ドミニコの画像と動画ファイルを挿入した。(2017年10月16日 記す) 



<ブログ内関連記事>

ベルギー関連

コンラッド『闇の奥』(Heart of Darkness)より、「仕事」について・・・そして「地獄の黙示録」、旧「ベルギー領コンゴ」(ザイール)

『ベルギービール大全』(三輪一記 / 石黒謙吾、アートン、2006) を眺めて知る、ベルギービールの多様で豊穣な世界

ベルギーとポテトの関係-ベルギー・ポテトの水煮缶詰が便利!


カトリック関連

書評 『バチカン近現代史-ローマ教皇たちの「近代」との格闘-』(松本佐保、中公新書、2013)-「近代」がすでに終わっている現在、あらためてバチカン生き残りの意味を考える

「泥酔文化圏」日本!-ルイス・フロイスの『ヨーロッパ文化と日本文化』で知る、昔から変わらぬ日本人
・・ついでにとりあげた『コリャード懺悔録』のコリャードもドミニコ会士

アッシジのフランチェスコ 総目次 (1)~(5)
・・聖ドメニコと同時代の聖フランチェスコ


修道院関連

書評 『修道院の断食-あなたの人生を豊かにする神秘の7日間-』(ベルンハルト・ミュラー著、ペーター・ゼーヴァルト編、島田道子訳、創元社、2011)-修道院における「断食」は、減量法を越えてスピリチュアルへの道を拓く

修道院から始まった「近代化」-ココ・シャネルの「ファッション革命」の原点はシトー会修道院にあった

(2014年8月13日 情報追加)


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