「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

■■ 「むかし富士山八号目の山小屋で働いていた」全5回 ■■
 総目次はここをクリック!
■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
 総目次はここをクリック!
■■ 「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に ■■
 総目次はここをクリック!


「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!
ビジネス寄りでマネジメント関連の記事はこちら。その他の活動報告も。最新投稿は画像をクリック!



ご意見・ご感想・ご質問 ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、コピー&ペーストでお願いします。

© 2010~2016 禁無断転載!



2012年1月3日火曜日

『龍と蛇<ナーガ>-権威の象徴と豊かな水の神-』(那谷敏郎、大村次郷=写真、集英社、2000)-龍も蛇もじつは同じナーガである


今年は辰年。龍年と書くように、龍の年ですね。

干支では、ねー・うし・とら・うー・たつ・みー・・と、辰年の龍と巳年の蛇が別個のものとして並んでいますが、じつは龍も蛇も、もともとはインド文明におけるナーガ神なのです。

ナーガは、インドでは仏法を守り、豊穣を司る水の神となりました。

インド文明圏から発したナーガ信仰は、仏教の伝播とともに、東南アジアへひろがり、そして中国では角を生やし翼をもった龍という想像上の聖獣となり、皇帝の権力の象徴になりました。

水神である龍の信仰は、朝鮮半島を経て日本にも伝わりました。

日本では仏教伝来以前から蛇信仰があったことは、八岐大蛇(やまたのおろち)の伝説や、三輪山のご神体が蛇であることからもよくわかることです。

『龍と蛇<ナーガ>-権威の象徴と豊かな水の神-』(那谷敏郎、大村次郷=写真、集英社、2000)という写真集がありますが、まさに龍=蛇=ナーガであることを示した内容になっています。

中国、朝鮮半島、香港、ラオス、タイ、カンボジア、インド、ネパールと旅をして撮影された写真が満載の本です。

東南アジアにおいて豊かな水がもつ意味は、昨年2011年のタイの大洪水でも明らかになったとおりですね。

稲作のために不可欠な水は天の恵みである一方、洪水もまた天にによってもたらされるもの。恵みと災いはつねに物事の両面であるというわけです。

上座仏教世界では、ブッダを護るのはナーガの役目。後光のようにコブラが拡がってブッダを護っています。

日本に伝来した密教では、不動明王の剣には倶利伽羅龍(くりから・りゅう)が巻き付いている場合もあって「倶利伽羅剣」とよばれていますね。

滝の正字体の「瀧」の字は「龍」にさんずい密教や修験道で、滝行(=瀧行)があるのはその関連なのでしょう。

なせ古代中国人は、あえて龍と蛇を別個に並べたのか知りませんが、二年間は連続して考えたほうがよいということなのかもしれません。

「龍頭蛇尾」という四字熟語も、よく使われているのとは違う意味が本来はあるのかもしれないと考えてみるのも、アタマの体操にはなるでしょうか。







<ブログ内関連記事>

2012年が「昇龍の年」となりますよう!

今年2011年の世相をあらわす漢字は 「水」 に決まり-わたしが勝手に決めました(笑)(2011年11月)

船橋漁港の「水神祭」に行ってきた(2010年4月3日)

(2015年3月20日 情報追加)




(2012年7月3日発売の拙著です)







Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。



end