「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

■■ 「むかし富士山八号目の山小屋で働いていた」全5回 ■■
 総目次はここをクリック!
■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
 総目次はここをクリック!
■■ 「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に ■■
 総目次はここをクリック!


「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!
ビジネス寄りでマネジメント関連の記事はこちら。その他の活動報告も。最新投稿は画像をクリック!



ご意見・ご感想・ご質問 ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、コピー&ペーストでお願いします。

© 2009~2024 禁無断転載!



2023年4月15日土曜日

「自助論」=「セルフヘルプ」=「西国立志編」。『超訳 自助論 自分を磨く言葉』(三輪裕範編訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2023)

 
ディスカヴァー・トゥエンティワンの「超訳シリーズ」の新刊は『超訳 自助論 自分を磨く言葉』。 

といっても、わたしがやったわけではありません(笑)。編訳者は三輪裕範氏。ハマトンの『知的生活』の「超訳」も手がけられているビジネスマン出身の著述家。 

『自助論』はそのものズバリのタイトル「セルフヘルプ」(Self Help)で、「自己啓発書」の原典ともいうべき本。19世紀前半の全盛期の大英帝国を中心に、西洋社会の古今の人物の立志伝を集めた教訓集。 

なんといっても、もっとも売れたのが本国の英国ではなくこの日本『西国立志編』のタイトルのもと、中村敬宇(正直)の訳で累計100万部を越える超ベストセラーでロングセラーに。 

個人的には、この中村正直による明治時代初期の漢文読み下し文の訳がリズミカルでよいと思いますが、いかんせん現代人にはなじみにくいかも。「超訳」のほうがベターでしょう。


 『自助論』といえば、かの有名な「Heaven helps those who help themselves.」(天は自ら助くる者を助く)ですが、このフレーズは、もともとフランクリンの「God helps them that help themselves. 」(神は自ら助くる者を助く)がオリジナル。1733年版の「プア・リチャードの暦」が初出。 

God(神)が Heaven(天)に変えられたわけです。そのおかげで、当時の日本人も素直に受け止めることができたのでしょう。『西国立志編』の訳者の中村正直は、もともと幕末期の幕府儒官で、英国留学を経てキリスト教徒になった人でした。 




 


<ブログ内関連記事>





(2023年11月25日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年12月23日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年6月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年11月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年10月22日発売の拙著です 画像をクリック!

 (2020年12月18日発売の拙著です 画像をクリック!

(2020年5月28日発売の拙著です 画像をクリック!

(2019年4月27日発売の拙著です 画像をクリック!

(2017年5月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2012年7月3日発売の拙著です 画像をクリック!


 



ケン・マネジメントのウェブサイトは

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!








end