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2010年10月24日日曜日

エコノミー(=サード・クラス)利用で、お金を一銭もかけずに、ちょっとだけ特別扱いされる方法





 マイレージ会員も利用度に応じてマイレージがたまるだけでなく、ステータスがあがると、たとえば全日空(ANA)の場合でいえば、ブロンズ、プラチナ、そしてダイヤモンドとプレミアム会員となっていく。

 私は国内外を異常なまでに移動していた時期には、連続してダイヤモンド会員であったこともあるが、飛行機に乗る回数が極端に減ったので現在は、マイレージ会員ではあっても、プレミアム会員ではない。したがって、ラウンジも使用できなくなる。
 
 プレミアム会員であると、搭乗の度に CA が挨拶にきて特別扱いしてくれる。
 周囲の眼を気にして、一人だけ名前を呼ばれるのが嫌だという人もなかにはいるようだが、ジョージ・クルーニー主演のハリウッド映画『マイレージ、マイライフ』ではないが、たいていの人は特別扱いされたら満更ではない、というものだろう。

 さて、ここからが本題だ。

 ファーストクラス(=一等席)でも、ビジネスクラス(=セカンドクラス、二等席)でもなく、エコノミークラス(=サードクラス、三等席)で、しかもマイレージクラブのプレミアム会員ではなくても特別扱いしてもらう方法、それもお金を一銭も使わずに。

 お金を払えば、CIP 会員になって特別扱いしてもらうという方法がある。CIP とは Commercially Important Person の略、VIP(=Very Important Person)がお金のあるなしにかかわらず重要人物であるとすれば、CIP はお金のチカラをフルに活用して重要人物になる方法である。
 世の中、カネで解決できないことはあまりないといっていいだろう。お金のある人は大いに活用していただきたい。

 お金を使わずに、ちょっとだけ特別扱いされる方法がいくつかある。

 まず世話が必要な幼児や老人あるいは身体障害者であること。これは自ら望んでなるものではないので、ここでは論じないこととする。

 私がいつもやっているのは、国際線の場合、「特別食」(スペシャルミール)を事前にリクエストしておくという方法である。

 全日空の場合は、アレルギー対応ミール、ベビーミール(0才以上2才未満)、チャイルドミール(2才以上12才未満)、ベジタリアンミール、ヒンズーミール、イスラムミール、ユダヤ教ミール、糖尿病対応ミール、低塩ミール、低脂肪ミール、低カロリーミール、ジャイナ教徒用ベジタリアンミールが容易可能であるようだ。詳しくは、全日空のウェブサイトの該当箇所「特別食」(スペシャルミール) を参照されたい。

 私の場合は、いつも行きの便は、ベジタリアンミールをリクエストしている。

 全日空の場合は、以下のカテゴリーに分類されている。「ベジタリアンミール」は、肉類や魚類がいっさいない料理だが、カテゴリーによっては卵や乳製品を使うもの。「厳格なベジタリアンミール」(肉、魚、卵、乳製品、蜂蜜など動物由来の食品は一切使用されていない)、「ベジタリアンヒンズーミール」(アジア風のベジタリアンミール。スパイシーなベジタリアン料理のコンビネーションになっており、肉・魚・卵は使用しないが乳製品は含まれている)。

 私は、厳格なベジタリアンでもヒンズー教徒でもないので、フツーの「ベジタリアンミール」にしている。
 全日空のベジタリアンミールは、エコノミークラスであっても旨い(!)のである。
 以前、「厳格なベジタリアン」を試してみたことがあるが、正直いってあまり旨くなかったこともあり、ベジタリアンミールは他の航空会社のものも含めて食べ比べしてみての結論だ。

 ちなみに、今回のバンコク行きの便ででたベジタリアンミールは、野菜のグラタン。肉も魚も使わないベジタリアンミールのほうが旨いというのは、知られざる・・・なのである。

 ただし、バンコクからの帰国便ではベジタリアンミールにはしないことにしている。行きの便は、全日空の機内食調理会社が作っているのだが、バンコク発の便はたとえ全日空であっても、タイ航空の機内食調理会社が作ったもので、これがめちゃくちゃまずいのである。タイ航空の機内食は、全般的にまずいのはなぜなのだろうか?

 というわけで、少なくともバンコク往復の場合は、行きの便は事前にベジタリアンミールをリクエストしておくと、自分だけ特別食がサーブされるので、ちょっとだけ特別扱いされた気分になるというわけなのだ。

 もちろん、ビジネスクラス(=セカンド・クラス)でも、ベジタリアンミールは試してみる価値があることはいうまでもない。シンガポールエアラインのビジネスクラスでベジタリアンミールにした際は、インド系の 男性 CA からフツー以上に心を込めて(?)サーブされた経験がある。

 ふだんは肉や魚を食べていても、国際線に乗るときくらいはベジタリアンにしてみるのは、カラダにいいだけでなく、特別扱いもされるので、チャレンジ精神のある人は一度試してみたらいいいと思う。