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最近さかんにテレビで取り上げられる東京スカイツリー。先日は完成前に最初で最後のライトアップもされたらしい。
全部完成すると 634mになるらしいが、現在(2010年10月17日現在)は 488m、全体の約77%が完成したことになる。語呂合わせで武蔵(むさし=634)、2008年7月14日に着工し、2011年冬に竣工完了予定。2012年春に開業予定だそうだ。最寄り駅は、東武伊勢崎線の業平橋(なりひらばし)駅。
近くまでいって下から見上げながら撮影した画像は多いだろうが、東京都外、しかも千葉県船橋市から撮影した画像はあまりないだろう。実のところ、私はまだ近くから見たことはない。
建設場所の押上(東京都墨田区)から船橋まで、直線距離で約20km、まあそんなに遠いわけではない。
実はいま住んでいる建物から、肉眼でスカイツリーが見える(!)ということに気がついたのは、つい最近のことだ。
同じ建物に住んでいる近所の小学生低学年の子供が、一緒にいたその子の友達に「あれがスカイツリーだよ」といって教えているのを、たまたま通りかかった私は小耳に挟んだのだがキッカケだ。それがまさにスカイツリーであることにはじめて気がついた。
こういう情報は、子供の話だからといってバカにしてはいけないのである。
あらためて見てみると、肉眼では小さいのだが、デジカメでズームアップで撮影した画像を見ると、ディテールまで結構よくわかる。てっぺんには、うっすらとクレーンが写っているのがわかる。
完成までまだあと1年以上あるが、そのときまでここに住んでいるかどうかはわからない。
とはいえ、千葉県船橋市からは、スカイツリーはちょうど真西の方向にあるので、日没時の夕焼け空に浮かび上がるスカイツリーを見るのは、ちょっとした最近の楽しみになっている。
アウトドア作家の椎名誠でないが、「半径30mの世界」には、意外と面白いものが転がっているものだ。ただ気がついていないことが多いだけなのだ。
<関連サイト>
東京スカイツリーの公式サイト
東京スカイツリー(Wikipedia の項目)
<ブログ内関連記事>
書評 『東京スカイツリーと東京タワー-「鬼門の塔」と「裏鬼門の塔」-』(細野 透、建築資料研究社、2011)-この二つの塔は「対(つい)の関係」にあるのだ!
『伊勢物語』を21世紀に読む意味
・・最寄り駅の東武伊勢崎線の業平橋駅といえば、在原業平(ありわらのなりひら)とおぼしき人物を主人公にした『伊勢物語』の東下りのシーンを思い出す
書評 『アースダイバー』(中沢新一、講談社、2005)-東京という土地の歴史を縄文時代からの堆積として重層的に読み解く試み』
市川文学散歩 ③-国府台(こうのだい)城跡から江戸川の対岸を見る
・・市川のほうが船橋よりも東京に近いので当然のことながらスカイツリーも見える
(2014年8月25日 情報追加)
(2012年7月3日発売の拙著です)
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