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2012年11月30日金曜日

バレエ関係の文庫本を3冊紹介-『バレエ漬け』、『ユカリューシャ』、『闘うバレエ』

バレエというと、どうしても敷居が高いのか、あるいは女の子のお稽古事という位置づけのためか、なかなか日本では一般的な大人の楽しみとはなっていないようです。

そのように言うわたし自身も、ナマの舞台を観賞したのは5回くらいでバレエのファンではありません。舞台をみた回はコンサートやオペラのほうが多いでしょう。バレエを稽古したことは、いあまでまったくありません。

たまたま知り合ったプロのバレエダンサーでバレエ教師の河合かや野さんとのジョイントセミナーを開催するため、・・・・

いままで買ったまま読んでいなかったバレエ関係の文庫本をこの機会に一気に読んでみました。みなさんにとってのバレエ入門になるかもしれませんので、紹介してみたいと思います。


まずは、『バレエ漬け』(草刈民代、幻冬舎文庫、2010 単行本初版 2006)から。


バレエダンサーというよりも、いまではすかり女優として有名な草刈さんですが、ぞのむかし雑誌のインタビュー記事で「バレエに専念したいので高校中退した」という発言を読んで、「へえ~すごいなあ」と思った記憶があります。

そんな彼女が現役のバレエダンサーで「バレエ漬け」だった頃に書かれた半生記。彼女もまた幻冬舎社長の見城徹氏に口説き落とされたようですが、表現者というものは自らのカラダを使う場合も、文筆による場合も基本的に同じなのだなという印象をもちます。


つぎに、『ユカリューシャ-不屈の魂で夢をかなえたバレリーナ-』(斎藤友佳理、文春文庫、2010)


バレーダンサーには怪我はつきものですが、舞台での大怪我から奇跡的に復活したのが斎藤友佳理さん。ロシア人のバレエダンサーと結婚し、ロシア風にユカリーシャという愛称をもつバレエダンサーの半生記。

バレエの怪我の治療にかんしては、日本よりもロシア(その当時はまだソ連)のほうがはるかに上であるという点が、つよく印象に残ります。

オリジナルの単行本の副題は「奇跡の復活を果たしたバレリーナ」世界文化社、2002)となってましたが、その後について一章を書き足したものが文庫版となっています。

大怪我を乗り越えて復活し、『オネーギン』を踊るという夢を実現できたことによって「不屈の魂で夢をかなえたバレリーナ-」となったわけです。わたしは、ロシアの文豪プーシキンの代表作が原作のバレー 『オネーギン』は、ウィーン国立歌劇場で見ましたがすばらしい作品でした。


そして、『闘うバレエ-素顔のスターとカンパニーの物語-』(佐々木忠次、文春文庫、2009 単行本初版2001)


斎藤友佳理さんも所属していた東京バレエ団を率いて、日本のバレエを世界レベルにまで引き上げた功労者であるプロデューサーの佐々木忠次氏の回顧録です。

「日本のディアギレフ」と自他ともに認められている佐々木忠次氏が、若干30歳で東京バレエ団の再建を引き受け、日本の因襲的な状況と闘い続けた記録です。

華やかな舞台の舞台裏では何が行われているのかについて知ることができるだけでなく、あくまでもおカネを払って観賞してくださる観客のためにという確固とした視点から一貫して活動を続けてきたことに敬意を表したくなります。

バレエの熱心なファンでなければ、あまり興味のない場面もなくはないですが、バレエの本場であるフランスやロシアのような国家レベルの取り組みとは異なり、舞台芸術をつうじて敗戦後の日本の文化レベル向上に貢献したのは、じつは佐々木氏のような民間人であったことを知ることは大事なことだと思います。


このほか、バレエの入門書やバレエの歴史について書かれた本はたくさんありますが、ここでは割愛させていただきましょう。最近はインターネットでもいろいろ見ることができます。諸外国のバレエ事情については、『パリ・オペラ座のすべて』や、『バレエ・カンパニー』などが参考になるかもしれません。

むかしはバレエをテーマにした映画やマンガからバレエの道に入ったという人も少なくなかったようなのですが、最近はどうやらそうでもないようです。ほんとうはナマの舞台を見るにしくものはないといっていいでしょう。

とりあえず映像資料以外で簡単に入手できるバレエ関連本を文庫本で3冊紹介いたしました。文字から入ることが好きな人には、いずれもおすすめの内容の本です。







<ブログ内関連記事>

【セミナー終了報告】 「異分野のプロフェッショナルから引き出す「気づき」と「学び」 第1回-プロのバレエダンサーから学ぶもの-」(2012年11月29日開催)

【セミナー告知】 「異分野のプロフェッショナルから引き出す「気づき」と「学び」 第1回-プロのバレエダンサーから学ぶもの-」(2012年11月29日開催)

Vietnam - Tahiti - Paris (ベトナム - タヒチ - パリ)
・・『パリ・オペラ座のすべて』の試写会に参加したことについて書いてある




(2012年7月3日発売の拙著です)







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