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2012年11月26日月曜日

タイ好きなら絶対に見逃せない写真集 『Very Thai』(とってもタイ)の増補改訂第2版が2012年12月6日に発売


タイ好きなら絶対に見逃せない写真集が 『Very Thai』(とってもタイ)。その増補改訂第2版(Second Edition)が、今年2012年の12月に出版されるらしい。

初版は2005年に出版された『とってもタイ-大衆文化百科事典-』とでも日本語版タイトルをつけておくべき本書は、写真家が自分の興味のままに撮影した大量の写真に、著者が項目を整理し、解説文をつけたもの。

わたしも自分用にもっているが、Kinokuniya や Asia Books などのバンコク市内の洋書店ではかならず取り扱いのある定番のカラー本である。

ドイツ語訳も出版されているそうだが、なぜか日本語版は出版されていない。けっして本書が白人的な視線に終始しているというわけではない。

タイを論じるにあたって日本への言及も少なからずある。かえって、タイも日本も等距離に見ているので、西洋という異文化からみたタイと日本の共通性が浮かび上がっているように思うので残念だ。

(タイの伝統的な招き姫 ナンクワック 最近は日本の招き猫に押されている)

ところで、バンコクで出版されている英文月刊情報誌 bangkok 101 の11月号をたまたま先日バンコクを訪問した際に入手したが、表紙と特集は 『Very Thai』であった。

収録されているインタビュー記事によれば、増補改訂版はたんなるアップデートではなく全面的に書き換えた章もあるらしい。この7年間のタイとバンコクの変化もそれだけ激しかったということか。あるいは著者の考察力も増したということか。

増補改訂版の出版を前に、バンコク中心部ラチャプラソーンにある百貨店 ZEN の前で、写真の一部をスピノフしてパネル展示した屋外ミュージアムが開催中である(無料 ~12月6日まで)。12月5日は国王誕生日、そしてその翌日の12月6日はわたしの誕生日である。

パネルの写真を撮影しておいたので、一部この場で公開しておこう。タイのポピュラー・カルチャーを知ることができますよ。

(ムエタイ・・いわゆるキックボクシング)

次回バンコクにいった際にはぜひ一冊購入したいと思っている。いまから楽しみである。






<関連サイト>

『Very Thai展』ZENの前で開催中(12月6日まで) (タイ国政府観光庁)


bangkok 101 (バックナンバーは電子媒体で無料で読める)


<ブログ内関連記事>

タイのあれこれ (26) タイ好きなら絶対に必携のサブカル写真集 Very Thai

「タイのあれこれ」 全26回+番外編 (随時増補中)




(2012年7月3日発売の拙著です)





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