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2014年11月12日水曜日

セイタカアワダチソウは秋の花-かつて気管支喘息や花粉症の元凶だとされていたが・・・


(千葉県市川市にて撮影)

セイタカアワダチソウを見たのはひさびさだ。住宅地の空き地に生えていた。かつてはものすごい勢いで増殖していたのに、最近あまり見なくなったような気がする。

かつてセイタカアワダチソウは花粉症の元凶だとされていたことが、記憶にあるだろうか? いまでは花粉症はスギ花粉が最大の原因だと特定されてひさしいが、それ以前は急激に増殖するセイタカアワダチソウが原因とされていたのだ。

もしかすると、いまではいまでは名前も知らない人も少なくないのではないかな? なんせ目にすることが大幅に減っているから。もし目にしたとしても、秋なのに菜の花みたいな黄色くてキレイな花だなくらいしか思わないかもしれない。

じっさいこのわたしも、写真に撮影する前は、「えっ、菜の花?」と一瞬だが思ったくらいだ。セイタカアワダチソウは漢字だと背高泡立草と書くように、「セイタカ」(背高)な存在だという固定観念があったからだ。

だが、目の前にあるセイタカアワダチソウは、せいぜい50~60cmくらい。背丈からいっても菜の花と勘違いしてもおかしくない。

(上掲写真の拡大)

セイタカアワダチソウは、わたしが小学校の頃、爆発的に拡がっていた。1970年代のことである。東京都三鷹市から千葉県八千代市に引っ越したのは小学校5年生のときだが、とにかく目についたのがセイタカアワダチソウだった。

なんと2m近い高さまで成長したセイタカアワダチソウは、外来種であると説明され、植物でも魚介類でも外来種がいかに繁殖力が強いかを目の当たりにした思いだった。

だが、セイタカアワダチソウが気管支喘息や花粉症の原因ではないとわかったのは、ずいぶんたってからではないだろうか。子どもの頃の「刷り込み」が残っているので、わたしの世代の人間は、おそらくセイタカアワダチソウというと瞬間的に花粉症と連想するはずだ。しかも、似て非なるアレルギー源のブタクサと混同している人も少なくないようだ。

じつは、セイタカアワダチソウは、ミツバチなどの昆虫が受粉するので花粉は拡散しない春先に花粉が飛び散るスギとはまったく違うのだ。しかもセイタカアワダチソウの花粉は飛散するには重いらしい。

(ミツバチが受粉を助けている)

気管支喘息や花粉症の原因ではないと知れば、セイタカアワダチソウの花はキレイだなと思っても悪くないのかもしれない。北米原産でキク科の多年生植物だが、もともと切り花用の観賞植物として、明治時代末期に持ち込まれたらしい。その当時の日本人はキレイな花だと思っていたのだろう。

敗戦後アメリカ軍の物資とともに本格的に日本に入ってきたようだ。爆発的な広がりの結果、在来種のススキが駆逐されたケースも多かったようだ。だが、この写真には写ってないが、セイタカアワダチソウのとなりにはススキが生えていた。かつて駆逐されたススキとは、すでに共生可能なようだ。

というのも、セイタカアワダチソウに備わったアレロパシー効果(・・ある植物が他の植物の生長を抑える物質を放出する効果のこと)が、ススキを駆逐したあとはみずからに降りかかっているらしい。そのため、自家中毒を起こしてしまっているというのだ。皮肉な話である。

したがって、セイタカアワダチソウが2メートルを超す「セイタカ」(背高)になることは、もはやなさそうなのだ。セイタカアワダチソウが、本来そうであったように、キレイな秋の花として認知される日も遠くないかもしれない。

セイタカアワダチソウの「戦後史」は、日本人の「戦後史」とパラレルであるような気もしてくるのが面白い。






<関連サイト>

セイタカアワダチソウ (wikipedia日本語版)


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