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2015年10月7日水曜日

レトロ感あふれる筒型の丸い郵便ポスト-これもまた「昭和遺産」


しばらく前のことだが、テレビを見ていたら、東京都小平市がレトロな郵便ポストの残る町と紹介されていた。

むかし大学時代に4年間も小平市に住んでいたのに気がつかなかったのは、30年前の当時は丸ポストが当たり前だったからかもしれない。

テレビ番組の説明によれば、住民が希望を表明すれば、丸ポストのままでOKなのだとか。

時代を超えて生き残っているノスタルジーあふれる物体のことを、わたしは勝手に「昭和遺産」と呼んでいるのだが、筒型の丸い郵便ポストもまた 「昭和遺産」 でありますね。

たしかに、作業効率のことを考えたら、投入口が二つある現在の郵便ポストのほうがいいのだろう。投函する側からみても投入口が大きいほうが便利である。

見た目からいったら、色といい形といいカニのようなタイプが現在では主流だが、このカニスタイルの郵便ポストが導入されたのは、なんといまから53年前の1962年のことらしい。昭和37年の導入ということになるのでずいぶん前から、筒型ポストは消え始めていたということになる。

現在のスタイルも昭和時代の産物なのだが、レトロ感がないのは不思議だ。機能性だけが重視された世界標準のスタイルのためだろうか。

人間は見慣れているものは当たり前とみなしがちだ。健康と同様、失ってみてはじめてその価値に気づく。

写真は千葉県佐倉市で昨年(2014年)に撮影したもの。城下町佐倉にはふさわしい。








<関連サイト>

丸いポストのまち こだいら (小平市ウェブサイト)



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(2012年7月3日発売の拙著です)










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